pm2.5の原因と身体への影響は?対策グッズで健康を守ろう!
PM2.5って良く耳にしますよね?花粉症の為、薬局にマスクを見に行ったりしても、PM2.5に対応している…ような事が書かれていたり。
ところが、それって一体なんなの?なんて思っている方、私以外にもいらっしゃるのではないでしょうか?
名前は良く聞くし、体にも良くないみたい。どうやら中国からくるみたい…と曖昧な事しか知らなかったのです。
●PM2.5の発生原因とは?
●身体への影響と症状は?
●有効な対策方法は?
●家族や自分の健康を守るために
そこで今回は、PM2.5って一体どこからどうして来るのか、体にどんな影響があるのかなど、皆さんの気になる所を調べてみたいと思います!
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PM2.5の発生原因とは?
中国で発生しているPM2.5は、工場が中国国内で取れる安価な石炭を、十分な環境設備を持たないまま燃やしている事が主な原因と考えられています。
また、中国の家庭では冬場の暖房に、石炭を加工して作った練炭を燃料として使ってるのも、大きいのではないでしょうか?
そこで以前日本で中国に、石炭の質を向上する為の技術提供をした事があるそうなのですが、コストが掛かり過ぎるという理由から、普及しなかったようです。
では、原因は中国だけなのか?といいますと、実は日本国内でも発生しているのです。私はてっきり全部中国から来ているとばかり思っていましたので、ビックリしてしまいました。
更に驚く事に、PM2.5の発生率は、関東では国内が5割強で中国からは4割弱という結果に。そう、むしろ国内で発生している量が多いという事で驚きです。
ではなんでこんな事になっているのかというと、首都圏は幹線道路の交通量が多い上、東京湾沿いには大規模な工業地帯があるからです。また、東京湾を往来する貨物船などの船も発生源とみられます。
船に脱硫装置を付けるのは技術的課題が多く、燃料油の硫黄分の上限を決めて規制していますが、まだまだ不十分な様子。
さらに桜島の噴煙も発生源の一つと考えられるんだとか。
2015年の7月上旬、東海や関東地方でPM2.5の濃度が高くなったのですが、どうやら桜島から飛んできた噴煙にPM2.5が多く含まれていたようです。
このように、中国から飛んでくるものと国内で発生しているものと、意外と身近に飛散してるものなのかも知れません。
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身体への影響と症状は?
意外と身近でも飛散しているかもしれないPM2.5。では、その影響とはどんなものなのでしょうか?
PM2.5は、小さな微粒子であるため、一度体内に取りこんでしまうと、気管支を通って肺の奥まで入ってしまう危険性があります。
その結果、肺などの呼吸器系に悪影響を与え、気管支炎やぜんそく、肺がんを引き起こすリスクを高めます。
私は小さい頃から喘息に悩まされて居ましたので、病院で沢山同じ症状で困っている子供達を見て来ました。今でも沢山喘息で悩んでいるお子さんがいると思います。
そういったお子さんにがいるお母さん方には、心配な話ですよね?更には肺がんのリスクまであるなんて!また一定量吸い込んでしまうと、短期的にも症状が出てしまうそうです。
・目のかゆみ
・くしゃみ
・喉(のど)のかゆみ・違和感
・咳が止まらない
・気管支炎
少し花粉症に似た症状ですよね?
喘息のある方は、咳が止まらない事があると、そのまま発作を誘発してしまう事もあると思います。
飛散時期や対策をしっかり調べて、辛い思いをしないで乗り切りたいものてすよね。
有効な対策方法は?
PM2.5の主な飛散時期は1月から5月。特に注意が必要なのは九州地方のようです。
黄砂と共に飛散するんだとか。
それでも前に説明致しましたように、国内でも発生している物質ですので、予防出来るものなら、ぜひとも予防したいですよね。
有効な対策としてマスクが挙げられますが、これ、普通のマスクや花粉症対策のマスクでは効果がないってご存知ですか?
前にも少し触れましたが、花粉よりも小さな粒子なのです。ですから、花粉用のマスクでは、そのフィルターが大きすぎて、PM2.5の粒子が通過出来てしまうと言う訳です。
対策をしたつもりが対策になっていなかった…なんて、とても残念な話ですからね。
PM2.5が日本でも話題になってある程度時間が経ちましたので、薬局などのマスクのコーナーに、沢山の種類のマスクにまじり、PM2.5対応のマスクも沢山見受けられるようになりました。
こっちの方が安いから…なんて、普通のマスクを選ばず、せっかくですので、しっかり防いでくれる専用のマスクを着用する事をオススメします。
家族や自分の健康を守るために
国内でも結構発生しているPM2.5。今までは私にとっても、まるで人事のようなものでした。
でも、こうして調べてみると、本当に人事なんて悠長な事、言っていられない気がしますよね?
【関連記事】
花粉症メガネの効果はある?ない?対策法とおすすめメガネの選び方
1月から5月は国内で発生する以外にも、中国から飛散する分もありますので、特に念入りに予防して、家族や自分の健康を守りたいですよね。
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