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蚊の対策。ガーデニング、庭や部屋の場合は?赤ちゃんの蚊よけ法

じんわり、とした蒸し暑い季節。じめじめと肌に付く湿気だけでもうんざりしてしまうのに、夏に一番頭を悩ませるのは暑さや汗だけではないんです。

 

ほら、夜中に耳元で聞こえるプーン…ッという甲高い音。この正体は勿論、です!日本脳炎など蚊を媒体とする病気も多く、赤ちゃんのいるお宅では悩みがつきないのではないかなぁ、なんて思います。

 

というわけで、今回は、蚊の対策方法についてお話ししていきますよ!

 

●庭や屋外の蚊の対策法
●部屋や玄関の蚊の対策は?
●赤ちゃんの蚊よけ対策法は?

 

こんな内容でお届けしていきますので、是非最後までお読みいただき、蚊に悩まされない快適な生活の為にお役立ていただけたらと思います。

 

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庭や屋外の蚊の対策法

さて、早速ですが、みなさまはボウフラをご存知でしょうか。そうです、蚊の幼虫の呼称です。蚊の幼虫は、全身を棒のように振って泳ぐような様子からボウフラと呼ばれるようになったそうですよ。

 

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そんなボウフラ。棒のように身体を振って「泳ぐ」と申し上げましたとおり、水の中で成長して羽化するのです。そして、池などの広い場所だけではなく、ほんのわずかな水でも生きていくことが出来ちゃうんです。

 

ですから、バケツやじょうろを使ったら、中の水をきちんと捨てておかなければ、お庭には気づいたら蚊の幼稚園が出来ちゃってる!なんてことになっちゃうんです。

 

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そう、お庭や屋外のてっとり早い蚊の対策は、ズバリ!水が溜まる場所をなくすこと!なのです。・・・一瞬「なんだ、簡単なことじゃない☆」と思うかもしれませんが、これって意外と難しいものですよね。

 

ガーデニングなどを楽しんでいるお庭や、雨が降る屋外では、結構水が溜まる場所があることと思います。例えば、鉢植えの受け皿なんかに溜まる水に、蚊が卵を産んでしまうのですが・・・たっぷりの水が必要な鉢植えだったりしたら、水を捨ててなくすことはできませんよね。

 

でも大丈夫です!そんなところには、「」を入れておくと、なんとぼうふらの発生を抑制することができるのです。

 

10円玉でも充分なのですが、受け皿の場合だと銅線銅板の方が効果的かもしれません。お庭で使うものですし、お金を使うのってちょっと抵抗がありますしね。笑。

 

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それから、蚊の行動範囲って狭いって知ってましたか?実は、蚊の行動範囲は半径10~30メートルで、生まれたところからあまり動かないのだとか。(これはあくまでも基本的にというお話で、中には例外として、鞄にくっついて海外へ渡ってしまう蚊もいるのでご用心っ!なんですけどね。)

 

そんな蚊の対策方法自体は実にシンプル。バケツに水を張って、日が当たる場所に置きましょう。ポカポカじんわり暖かいところがベストです。そこに、腐葉土や食べかすなんかをぽちょんとお水に落として水を腐りやすくします。

 

蚊は、腐敗した水を好んで産卵しますので、

わざと蚊が産卵しやすく、ぼうふらが産まれそうな環境を作って、ぼうふら状態のまま退治する作戦

です!

 

蚊って、卵から成虫になるまでだいたい2週間位なので、その腐敗した水を1週間毎に取り替えると、生まれたての赤ちゃんの状態で退治が出来るのです。

 

ぼうふらが産まれて羽化する前に水を道路などのすぐに乾燥しやすい場所にだばー!っと流してしまえば、水中でしか生きられないぼうふらは、成虫の蚊になる前に死んでしまうというわけです。

 

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・・・赤ちゃんを駆除するのって何だか可哀想な気がしますけど、正直蚊って百害あって一利なし!だと思うので、ゴメンネ!と言いながらお水を流しちゃいましょう。じゃばー!

 

先に述べましたとおり、蚊の行動範囲はあまり広くないので、何度かこの作戦を繰り返すと周囲に蚊はいなくなり・・・お庭や屋外の蚊の対策ができちゃいます!

 

 

1週間毎に水を捨てるのを忘れそう・・・という方は、バケツにメダカを入れるというのも効果があるようです。めだかはぼうふらを好んで食べるのと、比較的水質が悪くても生きられるので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。

 

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ちなみに、アカムシって聞いた事ありますか?熱帯魚のご飯だったりする、この赤くてちっちゃくてにょろにょろしているこの虫は、夏場の水たまりや水の入ったバケツの中や、川や池で見かける事があると思います。

 

このアカムシは、ユスリカ(揺蚊)という昆虫の幼虫なのですが、蚊という字が名前に含まれるものの、このユスリカは蚊とは別の科に属する昆虫で、人や動物などを刺したり血を吸うことはありません。ですが、ボウフラ同様、水の中で成長しますので、アカムシが住むような環境ですと、ボウフラももれなく繁殖してしまう可能性が高いので気をつけてくださいね。

 

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部屋や玄関の蚊の対策は?

窓を開けるときは必ず網戸にすること!

窓を開けて風を入れるときは網戸にしましょう!蚊って結構隙を見つけて、入り込んでくるんです。蚊がいないか注意注意!

 

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外からの虫の浸入を防ぐ空間用の虫よけも便利

外から中に帰って来た時、蚊は侵入してきます。そういう時に便利なのが、軒下に吊したり、玄関に置いて蚊の侵入を防ぐ、空間タイプの虫よけ

 

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赤ちゃんの蚊よけ対策法は?

赤ちゃん用の蚊帳を使いましょう!

どんなに対策をしても、知らない間に蚊は侵入してくるんです。赤ちゃんが眠る時は、赤ちゃん用の蚊帳を使いましょう!

 

赤ちゃん用の蚊帳は、通販やディスカウントショップに売っているのですが・・・我が家の場合、対策として蚊帳を買ったのは良いものの、ねかしつけるときにオチビさんが蚊帳を嫌がっちゃって。結局使えないまま押入れの中に入ってるのですが、そんな場合を除いては蚊帳は殺虫剤などを使うよりも優しく赤ちゃんを守ってくれます!

 

 

電子蚊取り器を使う!

赤ちゃん用の蚊帳作戦が失敗に終わった我が家ですが、実は救世主はこんなにシンプルなものだったんです!

 

煙の出ない電子蚊取り器をつけておけば、より安心して使う事が出来るうえ、庭のある故に蚊が湧きやすい我が家でも、簡単に蚊の対策が出来たんです!

 

 

線香タイプを利用する場合は部屋に煙がこもらない工夫を

蚊取り線香も効果抜群!赤ちゃんに直接煙がかからないように、窓辺に置くなど煙がこもらない事が何よりも重要

 

火傷をしないように、必ず赤ちゃんの手の届かない所に置くのがポイント!赤ちゃんが寝る1時間前位に、部屋に蚊取り線香をつける事をオススメしますよ!

 

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電子蚊取りとか蚊取り線香とかって本当に大丈夫なの?と心配するかもしれないのですが、蚊取り線香や電子蚊取りには、ピレスロイドという成分が含まれているんです。

 

ピレスロイドというのは、天然の除虫菊から作られた蚊取り線香などの殺虫成分のピレトリンに似た化合物のことなのですが、ピレスロイドは哺乳動物には毒性が低いため、蚊に対して効果があっても人には安全性が高いので、赤ちゃんのいる家庭でも安心して使用する事ができるんです。

 

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そして、赤ちゃんには注意しなければならないタイプの虫よけ剤は、肌に付けるタイプのお薬

 

皮膚につけるタイプの虫よけ剤は、ディートという成分が含まれているのが一般的です。ディートに触れると蚊は、触角にある毛穴をふさがれてしまうので、人間が発する炭酸ガスや体温による対流気流を感知できなくなるのです。

 

なので薬を塗ったりスプレーしたりすると、蚊が人間に近寄ったり、ときどき皮膚にとまったりしても「これは人間ではない」と判断して血を吸わずに逃げていっちゃうんです。

 

効果的!と思うかもしれないのですが、ディートを含む製品は、使用上の注意・小児への使用の目安が定められていますので、正しく使うこと!

 

生後6カ月未満の赤ちゃんには、ディート含有製品が使用できませんので、ハーブの香りで虫を寄せ付けにくくするタイプの虫よけがオススメですよ!

 

ディート含有製品の小児へのご使用目安


6カ月未満 … 使用しないでください
6カ月以上 2歳未満 … 1日 1回
2歳以上 12歳未満 … 1日 1~3回

 

<蚊取りボトルの作り方&検証!【デング熱】…>

 

いかがでしたか?蚊の対策って、結構シンプルで安全なものが多いんです。赤ちゃんのいるお家でも、簡単に実行出来るものばかりだったのではないのでしょうか。

 

 

では、最後に、かゆみをあっという間に消してしまうスゴ技を教えちゃいますね!

 

あっという間にかゆみを消してしまうスゴ技とは・・・

なんと!保冷剤など冷たいものを握ること!

 

実は脳って刺激が同時に入ってくると、どちらを優先して感じるべきか優先順位をつけるんだとか。そして、身体を守る上で、脳は痒みよりも冷たさを優先するそうなんですよっ!

 

痒くて泣いてる赤ちゃんの患部に、そっと冷たい物をあててあげてくださいね!

 

【関連記事】

蚊取り線香の効果とは?赤ちゃんや妊婦に害が心配。犬や猫には?

 

上記記事では、屋内の蚊の対策といえる蚊取り線香についてまとめていますので、是非合わせて読んでみてくださいね。

 

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