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蚊取り線香の効果とは?赤ちゃんや妊婦に害が心配。犬や猫には?

夏の風物詩といえば蚊取り線香ですね。窓を開けて寝るような季節になってきたら、蚊取り線香を使い出すご家庭も多いのではないでしょうか。

 

また、最近はデング熱などの蚊から感染する病気にも気を付けたいところですから、今まで使っていなくても、去年辺りから使い始めたというご家庭も多いかもしれません。

 

今回は、

●蚊取り線香の効果。時間や範囲。蚊以外は?
●赤ちゃんや新生児。妊婦に害はないの?
●犬や猫に人間用の蚊取り線香は平気?

 

これらのことについて、ご紹介していきますので、よろしければ参考にしてみてくださいね。

 

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蚊取り線香の効果。時間や範囲。蚊以外は?

蚊取り線香には、殺虫成分としてアレスリンという成分が含まれています。

 

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これは、通称除虫菊と呼ばれているシロバナムシヨケギクの花に含まれているピレトリンという殺虫成分に似たものを化学的に合成したものです。

 

蚊取り線香に火をつけると、燃焼部分の6〜8mm程度手前からこの殺虫成分が空気中に拡散していく、殺虫成分を示す、というのが蚊取り線香の効果です。

 

 

また、このような直接的な殺虫効果だけではなく、蚊取り線香を蚊が卵を産みそうな場所に置いておくと、卵を産むことが出来なくなり、蚊の発生を抑えることが出来るようになり、一度蚊取り線香を使用しておけば、一夏は蚊が戻ってこないとも言われています。

 

もし家の近くに蚊の発生源があるようであれば、蚊のシーズンになる前に蚊取り線香を使用しておくと良いかもしれませんね。

 

蚊取り線香の効果についてですが、赤ちゃんや妊婦に害はないのでしょうか?

 

蚊取り線香の効果は、蚊取り線香から出るこの殺虫成分の空気中濃度が濃いほど高くなります。

 

大体の目安としては、屋内では6畳くらいが効果範囲と考えると良いのではないかと思いますが、部屋の換気状態などによって左右されますので、なるべく蚊取り線香の効果を出したいのであれば、密閉された部屋の中で使う方が効果的と言えます。

 

 

ただ最近は、屋外使用にもおすすめの「太巻」や、蚊以外にも効果がある「ハエとり線香」、煙が少ないタイプの「微煙」など様々なものがありますから、使用シーンに合わせて使い分けをすると良いのではないかと思います。

 

また、蚊取り線香の効果時間は大体6〜7時間くらいですから、大体一晩に一本使うようなイメージになりますので、覚えておきましょう。

 

<蚊に蚊取り線香が効くか試してみた>

 

赤ちゃんや新生児。妊婦に害はないの?

虫が死ぬくらいですから、人間にも多少なりとも害がありそうですが、蚊取り線香は人間にはほとんど害はありません。それは、蚊取り線香に含まれる殺虫成分を分解する細胞が、人間の中には備わっているためです。

 

ですから、赤ちゃんや妊婦さんがいるご家庭でも安心して使用することが出来ます。もちろん、ご老人であってもそれは同じです。

 

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ただ最近売られている電子蚊取り線香などの成分には、人間に悪影響を及ぼすものがあります。

 

もし妊婦さんや赤ちゃんがいるご家庭で電子蚊取り線香を使用している場合は、一度その含有成分について調べてみると良いのではないでしょうか。

 

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犬や猫に人間用の蚊取り線香は平気?

人間が持っている、蚊取り線香の殺虫成分を分解する細胞ですが、これは大体のほ乳類も持っているものです。ですから、犬や猫への影響も、人間同様ほとんどないと考えて大丈夫です。

 

家の中でペットを飼っている方は、蚊取り線香を使用するのをためらってしまうかもしれませんが、問題ありませんので安心して使用してください。

 

 

ただ、鳥類は虫類などのペットを飼われている方は、蚊取り線香を使用する前に、一度害がないかどうか確認しておくことをオススメします。

 

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いかがでしたでしょうか。蚊取り線香は日本の風物詩としてのイメージが強いですが、最近は蚊による感染症の被害を防ぐために世界各国で使用され始めています。

 

【関連記事】

蚊の対策。ガーデニング、庭や部屋の場合は?赤ちゃんの蚊よけ法

 

便利な電子タイプなど様々なものが発売されていますが、今年は昔ながらの線香タイプのものを使用してみてはいかがでしょうか。

 

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