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破魔矢の正しい処分方法は?はまやを捨てる時期と処理の仕方

初詣で授与された破魔矢が、自宅に祀ってあるという方も多い事でしょう。破魔矢は「魔除け」「その年の幸運を射止める」とされ、神様から授与された縁起物です。

 

本来、いつまで飾って置くものなのでしょうか?なんとなく捨てがたいけど、縁起物だしと、破魔矢の処分について悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、

 

●破魔矢はいつ処分すれば良いの?
●どのように処分すれば良いの?
●喪中の年はどのようにしたら良いの?
●違う神社の破魔矢をお返ししても良いの?

 

といったテーマで、破魔矢の処分や時期・方法についてまとめました。 

 

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破魔矢はいつ処分すれば良いの?

破魔矢は初詣だけでなく、子供の成長を祝う贈り物の意味合いもあります。それぞれいつ処分すれば良いのでしょうか?

 

初詣で授与された破魔矢は翌年の初詣の時
子供のお宮参り
で授与された破魔矢は1歳の誕生日の時
七五三で授与された破魔矢は翌々年の初詣の時

 

それぞれの時期に、お礼参りを兼ねて奉納するのが良いとされています。

 

破魔矢の正しい処分方法を知ることは大切なことです。

 

基本的には、お守りや御札なども一年間を目安に、新しい物を授かります。ただ、「いつまでに」という特別な期限や、『こうしなければならない』という決まりはありません。

 

例えばお宮参りで頂いた「お守り」を、生まれて初めて授かったものとしてずっと大切に保管したとしても、不敬に当たることはないと言う事です。

 

 

どのように処分すれば良いの?

破魔矢に限らず、お守りや御札など、神社や寺院で授与されたものは、基本的に授与された神社や寺院にお返しします。一年経ったからといって、ゴミとして処分するのは避けましょう。

 

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神社や寺院には古神札奉納所があります。初詣の時期など、破魔矢や御札が山のように積まれているのを見た事があると思います。それが、古神札奉納所です。

 

近くに賽銭箱が置かれています。破魔矢と同程度を目安に、気持ちの金額を賽銭箱に入れて下さい。

 

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また、破魔矢が特別なケースに入っている場合、破魔矢以外の物は引き受けて貰えない事が多いです。この場合、ケースなどは各自治体で粗大ゴミとして処分する事になります。

 

1月の15日前後に「どんど焼き」「お焚き上げ」が行われるので、それに合わせて奉納すると良いでしょう。

 

ただ、神社や寺院ではいつでも破魔矢や御札をお返しすることが出来ますので、その時期に行けなくても心配いりませんよ。

 

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喪中の年はどのようにしたら良いの?

身内のご不幸などで、初詣などを取りやめる場合もあるでしょう。

 

破魔矢も御札も、「いつまでにお返ししなければならない」とされている訳ではありませんので、心の整理がつかず、神社に出向く事が出来ない時は、無理にする必要はありません。

 

 

よく「喪中は初詣をしてはいけない」と聞きますが、厳密には間違いです。

 

 

親族が亡くなった場合、実父母の場合で最大49日(神道で50日)間が忌中とされています。晴れがましいことや、神社にまつわる慶事は控える事とされており、神社の鳥居をくぐる事はできません。

 

しかし、その後の喪中の期間は、個人を偲ぶ期間とされており、行動の制限などはありません。従って、両親が亡くなった場合でも50日間を越えていれば、初詣に行っても問題ありません。

 

 

また、忌中でもお祓いを受ければ、参拝出来るとしている神社もありますので、気になる方はお近くの神社に相談してみましょう。

 

これはあくまでも、神社で破魔矢を授与された場合で、お寺では忌中、喪中という考え方をしませんので、どの時期であっても参拝できます。

 

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違う神社の破魔矢をお返ししても良いの?

本来は、授与された神社や寺院に返納するのが習わしです。

 

しかし、遠方で授かった場合や、贈られたものなどで、どうしても授与された場所へ持っていけない場合は、近くの神社や寺院にお返ししても問題ありません。

 

ただし、神社で授与された場合は神社に、お寺で授与された場合はお寺にお返しするようにしましょう。

 

 

いかがだったでしょうか?こうして見てみると、神様はとても寛大で身近な存在なのかもしれません。

 

一番良くないのは、不浄・不敬に扱う事です。感謝の気持を持って大切にしていれば、神経質になる事はありません。

 

【関連記事】

破魔矢の飾り方。2019年の方角は?はまやの置き場所とは

 

それでは良いお年をお迎え下さいね。

 

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