鼻づまりの解消と原因。ツボとペットボトルで鼻の通りを良くする方法
鼻がつまっていると酸素が足りなくてイライラするし、頭の働きも鈍くなり、仕事にも勉強にも身が入らない…なんてことを経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
●鼻づまりの原因とは?
●鼻づまりを解消するツボとは?
●ペットボトルで解消する方法
●その他の解消法は?
今回は、鼻づまりで困った時に、手軽に行える鼻づまり解消法についてご紹介します。
SPONSORED LINK
鼻づまりの原因とは?
鼻から吸い込んだ空気は、鼻の中の粘膜で覆われた部分を進み、喉を通過して気管から肺へと流れていきますが、何らかの原因でこの空気の通り道が狭くなったり塞がったりすることで鼻づまりに繋がります。
鼻づまりの原因は、何らかの原因で鼻の粘膜などに炎症が起こってしまい、粘液腺や漿液腺からの分泌が増え、鼻腔内に溜まることから起こります。
このようにして鼻水が溜まったり、炎症などにより鼻粘膜が腫れて鼻腔内が狭くなることが原因で、空気の流れが悪くなり、鼻づまりへと繋がるのです。
鼻づまりを解消するツボとは?
鼻づまり解消のツボとして有名なのが、「迎香(げいこう)」と呼ばれる、小鼻の真横のくぼみにあるツボです。
ここに人差し指を当てて、下から上に押し上げるように3秒間押して、3秒休みます。これを1セットとして、5セット繰り返しましょう。
このツボは、鼻づまりだけではなく、花粉症や鼻血、また顔の血行を促しますから、むくみや頭痛、視力低下防止などにも効果があります。
オフィスなどでも簡単に押すことができますから、鼻づまりが気になる時には試してみて下さいね。
<鼻づまりを簡単に解消するツボ>
ペットボトルで解消する方法
鼻づまりをペットボトルで解消する方法もありますので、ここでご紹介しておきましょう。
まず、つまっている鼻と反対側の脇に500mlのペットボトルを挟みます。
脇の下には圧力を感じるセンサーがありますから、ペットボトルで圧迫することで反対側の交換神経が刺激されることになります。
交感神経が刺激を受けると、血管が収縮しますから、鼻の粘膜部分の腫れが引いて鼻腔内に隙間が出来ます。
鼻づまりによって、鼻の粘膜の血管に血が溜まり、膨らんでしまっていることで空気の通り道が塞がれてしまっていますから、
このようにして血管を収縮させてあげると粘膜の腫れが引いて空気の通り道が出来ることになるのですね。
SPONSORED LINK
その他の解消法は?
上記で紹介した他にも、鼻を暖めることで鼻づまりが解消されることがあります。
お風呂に入っている時にも実感されることがあるかもしれませんが、鼻を蒸しタオルやカイロなどで覆い、暖めると一時的に鼻づまりが解消されます。
タオルやカイロが無い場合は、暖かい飲み物の蒸気を吸ったり、自分の手で鼻を覆って温めるだけでも効果があります。
何故鼻を温めると鼻づまりが解消されるのか、理由は不明ですが、手軽で効果がある方法ですので、鼻づまりで困った時には試してみて下さい。
ただ、蒸しタオルやカイロを直接鼻につけると、火傷してしまう可能性もありますから、鼻に付ける前にタオルやカイロの温度を確認してから行いましょう。
この他の方法として、「鼻をつまんで息を止める」というのも手軽に行える鼻づまり対策ですので、オススメです。
1.まず、一度大きく深呼吸をしてください。
2.その後、肺が空っぽになるまで息を吐ききります。
3.息を吐ききったところで鼻をつまみ、息を止めたまま約2秒毎に天井と床を交互に見ます。
これを、息が続く限界のところまで行いましょう。
このようにして無理矢理酸欠の状態を作ると、脳から「酸素が不足しているから、鼻の穴を広げて」という命令が出ます。
そうすると、鼻では血が溜まらないように血管が細くなり、空気の通り道が出来て鼻づまりが解消するというわけです。
先程紹介した、ペットボトルで脇の下を圧迫するのと原理的には一緒ですね。
いかがでしたでしょうか。
【関連記事】
アレグラ市販薬と処方箋の価格はどっちが安い?ジェネリックの効き目
今回ご紹介した方法は、アレルギー性の鼻炎や風邪による鼻づまりには効果がありますが、鼻の奥にポリープが出来ている場合や、蓄膿症になっている場合には効果がありません。
何をやっても鼻がつまる、という場合には一度耳鼻科で相談してみて下さいね。
SPONSORED LINK
おすすめトピック(広告含む)
関連記事
-
-
むくみの解消方法。食べ物やお茶、漢方やマッサージで浮腫み改善
現代人に多いといわれているむくみ。 それらの原因の多くは運動不足であったり、長時間
-
-
2018年スギ花粉の時期。ピークはいつまで?杉花粉の終わり期間
冬が嫌いな訳でなくても、寒い冬が終りを迎え、春の到来を感じると嬉しくなるものですよね?ですが、春とい
-
-
赤ちゃんの下痢の原因。乳児の下痢が続く場合の食事、離乳食は?
赤ちゃんの便は、母乳やミルクなどがメインの食事ですから、緩いのは当然ですし、生後間もない時は回数も多
-
-
ヘルパンギーナの症状。大人は感染する?治療と食事。登園の目安
夏風邪ってなぜひくのでしょう?私は、梅雨時に風邪をひいてしまいました。 38度以上の熱が出て、いつ
-
-
静電気の除去と防止方法。髪の毛、服やスカートの対策とグッズ効果
寒い季節は特に発生率が高くなる「静電気」。髪の毛の広がりや、金属製のものを触る時のバチッ!!とした痛
-
-
夏太りの原因とは?むくみの解消法。漢方や運動でダイエット対策
毎年繰り返してしまう夏太り。若い頃は夏バテも夏太りもしなかったのに。。。と、残念に思っている私ですが
-
-
花粉症と風邪の違い。風邪薬の併用は平気?鼻水など症状の見分け方
春は何だかウキウキ嬉しい気持ちになる人が多い季節ですが、花粉症の私にとっては憂鬱な季節。 &nbs
-
-
花粉症にワセリン。目や鼻に効果的な塗り方は?種類と副作用まとめ
今年は例年に比べ、スギ花粉の飛散量は少ないという話です。 花粉症の私は一瞬喜びかけ
-
-
低温やけどのかゆみや水ぶくれ治療法。カイロや湯たんぽ対処法
寒くなってくると、お布団の中に湯たんぽを入れる方もいらっしゃるのではないのでしょうか?私が子供を産ん
-
-
蚊アレルギーの症状とは?腫れる原因や水ぶくれの治し方。対処法は?
段々と気温が上昇して、開放的な季節へと移り変わっていって、さぁ夏!一年で一番活動的で薄着になる、イベ