*

赤ちゃんの下痢の原因。乳児の下痢が続く場合の食事、離乳食は?

赤ちゃんの便は、母乳やミルクなどがメインの食事ですから、緩いのは当然ですし、生後間もない時は回数も多いです。

 

また離乳食を開始した後でも、今まで食べたことのないものを食べた時には、便が緩くなることもしばしばあり、基本的には、多少下痢気味でも機嫌が良く、食欲もあるようであれば心配は要りません。

 

ただ、普段と比べて著しく便が緩かったり、極端に排便回数が多い場合は下痢の可能性があります。

 

●赤ちゃんが下痢になった原因は?
●下痢のときの離乳食、食事は?
●下痢が続く、長引くときの対処法は?

 

といった内容で、今回は、赤ちゃんの下痢の原因や対処法についてご紹介していきます。

 

SPONSORED LINK

 

赤ちゃんが下痢になった原因は?

赤ちゃんが下痢になる原因として、離乳食にバターなどの油っぽいものを与えた場合に一時的に便に粘液が混じって下痢のようになることがあります。

 

この場合の下痢は、離乳食に油っぽいものを与えた覚えがあるのであれば心配はいりません。

 

diarrheaofbaby_009

 

また、体が冷えて腸の機能が正常に動かず、下痢を起こしている時があります。

 

赤ちゃんは、寝ている時に体にかかっている布団やタオルを蹴って、何もかけていない状態で寝ていることが良くありますから、こまめに確認してお腹が冷えてしまわないように気をつけてみてください。

 

diarrheaofbaby_005

 

ただ、赤ちゃんの下痢の原因で最も多いのが、ウイルス感染によるものです。

 

赤ちゃんが発熱していたり、血便が出ている、顔色が悪くぐったりしているなどの症状が見られる場合には、病院を受診するようにしましょう。

 

diarrheaofbaby_006

 

以下に、下痢が見られる主な病気をご紹介します。

 

 

急性腸炎

発熱、下痢、嘔吐といった症状が出ます。

 

 

乳糖不耐性による下痢

母乳やミルクを上手く消化出来ず、下痢を起こします。

 

 

アレルギー性腸炎

アレルギー反応を起こす食物を摂取することで下痢を起こします。

 

 

細菌性胃腸炎

下痢、発熱、腹痛と共に、便に粘液や血液が混じります。

 

 

ロタウイルス腸炎

嘔吐と、水のような白い便をします。

 

 

単一症候性下痢

下痢以外の症状がなく、食欲や機嫌が良い場合。特に治療を必要としません。

 

 

どのような原因であれ、下痢をしている場合には、脱水症状を防ぐための対策が必要となります。赤ちゃんが下痢をしている時にはこまめに水分補給をしてあげるようにしましょう。

 

diarrheaofbaby_007

 

また、下痢はおむつかぶれの原因となりやすいですから、シャワーや座浴でおしりを清潔に保つようにしてあげてください。ただし、おしりが荒れて赤くなっている時などは、石けんは使わないようにしましょう。

 

 

下痢のときの離乳食、食事は?

下痢の時の離乳食には、下痢の症状を悪化させてしまう食品を使わないようにすることが大切です。オレンジなどの柑橘類の果汁や糖分の多い飲み物、乳酸飲料の使用は避けましょう。

 

SPONSORED LINK

 

また、冷たすぎる飲み物は腸を刺激してしまいますから、下痢が悪化する可能性が高いです。下痢になった場合は十分な水分補給が必須ですが、室温程度の飲み物を与えるようにしてください。

 

diarrheaofbaby_001

 

下痢が続く、長引くときの対処法は?

普段から便が柔らかめで下痢のようであっても、排便回数が極端に多くはなく、発熱などの症状がないようでしたら、2〜3日は自宅で様子を見ても問題ありません。

 

ただ、症状が1週間以上続く場合は赤ちゃんの機嫌が良くても、病院で医師に相談することをおすすめします。

 

diarrheaofbaby_008

 

また、赤ちゃんの下痢の症状は、通常数日から10日程度で改善しますが、2週間以上下痢が続いている場合は、二次性乳糖不耐性になっていることがあります。

 

これは、下痢の後に乳糖を分解する酵素が不足してしまって、下痢が慢性化してしまっている状態ですので、このような状態になっている時も医師に相談して、適切な処置を取ってもらうようにすると安心です。

 

diarrheaofbaby_003

 

いかがでしたでしょうか。赤ちゃんが下痢をしてしまうと心配になりますが、赤ちゃんの顔色や機嫌、便の回数や色などを普段からしっかり確認しておき、適切な対処を取れるようにしてくださいね。

 

【関連記事】

赤ちゃんが便秘の時は?離乳食のレシピ。綿棒やマッサージで解消

 

そして逆に赤ちゃんの便秘。赤ちゃんが便秘になることは意外と多いのですが、その分心配な親御さんも多いことでしょう。

 

上記記事では、そんな気になる赤ちゃんの便秘についてその原因や対処法などをまとめていますので、是非とも合わせて読んでみてくださいね。

 

SPONSORED LINK

  おすすめトピック(広告含む)

関連記事

パンケーキとホットケーキの違いとは?レシピや作り方。カロリー比較

ホカホカ~のパンケーキ!フワフワ~のホットケーキ♪ホットケーキは昔から私たち日本人に馴染みのおやつで

記事を読む

玉ねぎの栄養価。加熱と生で違いは?食べ過ぎの害と効果的な食べ方

普段一番よく使う野菜ってなにかなぁ、と考えたら、私はやっぱり玉ねぎです。台所の片隅に麻袋を吊っていて

記事を読む

納豆の栄養と効果的な食べ方。毎日1パックで食べ過ぎの害はある?

納豆嫌いの人もいますが、私は納豆が好きです。何もしなくてもそのまま食べて美味しいところが特に好きです

記事を読む

運動会お弁当のおかず。前日仕込み準備できる簡単メニューとは?

この時期になると、小学校では運動会が催されますね。 運動会といえば、何といっても、子どもたちの競技

記事を読む

もやしの賞味期限切れても大丈夫?書いてないけどいつまで食べられる?

いつも安くてスーパーなどで必ず手に入れることができるもやしは、お料理する人の味方ですよね。ただ、もや

記事を読む

花粉症メガネの効果はある?ない?対策法とおすすめメガネの選び方

くしゃみ・鼻水・目のカユミなど、ツライ花粉症の対策は何が有効?毎年花粉症に悩む私にとって、花粉の飛び

記事を読む

おならが臭い原因は病気?便秘や下痢時の対策。硫黄臭を消す改善法

おならは、誰でも出るもの。人間だもの♪でも、なるべくなら臭いのないおならで、周りの人に気づかれずにス

記事を読む

日射病と熱中症と熱射病の症状の違いとは?応急処置と治療対策

夏が来ると気分も弾んでくるものですが、気を付けたいのが日射病や熱中症などの症状ですが、皆さまは日射病

記事を読む

嵐山の観光スポットとおすすめ散歩コース。ランチ穴場と安い駐車場

京都観光でも嵐山はとても人気の高いスポットですね。はるか昔平安時代から、貴族たちが多くの別荘を構えて

記事を読む

アボカドの栄養と驚きの効果効能。食べ過ぎは太る?妊娠中の影響は?

スーパーで目にする、緑から茶色っぽい恐竜の卵のような、皮を剥くと薄い緑色をしていて、独特な食感のアボ

記事を読む

Comment

  1. 赤ちゃんの下痢の原因。乳児の下痢が続く場合の食事、離乳食は? » 美容ドリンクでダイエット! より:

    […] 味でも機嫌が良く、 食欲もあるようであれば心配は要りません。 ただ、普段と比べて著しく便が緩かったり、 極端に排便回数が多い場合は下痢の可能性があります。 …[続きを読む] […]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑