夏太りの原因とは?むくみの解消法。漢方や運動でダイエット対策
毎年繰り返してしまう夏太り。若い頃は夏バテも夏太りもしなかったのに。。。と、残念に思っている私ですが、皆さんはいかがでしょうか?
それにしても、毎年夏バテして食欲もイマイチなのにどうして太るのでしょう?
うすうす気が付いてはいたのですが、やはりこれかな?といういくつかについて調べてみました。
●夏太りの原因は?もしかして、むくみや冷えから?
●冷たい飲み物や水分は関係あるの?
●夏太りの解消法。漢方薬の利用も。
●運動でダイエット!対策と予防方法
参考にして、今年こそは夏バテも夏太りもなく過ごしたいですね。
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夏太りの原因とは?むくみや冷えから?
夏は一年中でいちばん太りやすい季節って知っていますか?
バテバテで食欲もないのに、汗もあんなに掻いてるのになぜ?って思いますよね。
なんと、原因は「冷え」です。
この頃は温暖化のせいか日本も40度を超える日も多くなり、クーラーはなくてはならない物になりました。
オフィスも電車の中も、お店の中も家の中もクーラーが効いています。適度に効いている分にはいいのですが、寒いくらいに効いている所が多いですよね。そんな中に一日中いるのですから体は冷え切って悲鳴をあげているんです。
体温が1度下がると基礎代謝は12%下がるそうです。代謝が落ちれば、燃焼されなかった余分なカロリーが脂肪になって蓄えられてしまいます。これが原因その1。
また、こんなに暑いと運動なんてしたくないですよね。と言うか、なるべく動きたくないですね。
それに汗だってこんなに掻いているんですもの、冬より代謝が良くなっているんじゃないかしら。。。と、思ってしまいますよね。だから、こんな暑い中で運動しなくてもいいよね、と思ってしまいますよね。
そうすると、ますます運動不足に。そして、またもや代謝が落ちる。そして太る。となる訳です。これが原因その2。
太るのも、むくみも、冷えて代謝が落ちるのが原因です。「冷え」恐るべし、ですね。
むくみは、代謝が落ちて余分な水分が皮下細胞に溜まってしまうことでおきます。
水分の摂りすぎが原因でもありますが、飲料水中の糖分も原因の一つです。糖分には体に水分を蓄える作用があるのです。
また、むくみを防ぐのに必要なミネラルやビタミンも、汗をかくと水分と一緒に出て行ってしまいます。
冷たい飲み物、水分は関係あるの?
こうやって私たちは体の外からも冷やされていますが、内側からも冷やされているんです。
暑いとついつい冷たいものばかり飲んだり、冷たいものなら食欲がなくても食べられるからと、胃に入れるのは冷たいものばかり。
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のどが渇いたら冷たい麦茶をグーッと飲んで、オヤツに西瓜を食べて、お昼は素麺や冷やし中華でツルツルっと済ませ、夜は冷たいビールでキューっと一日の疲れを癒して、寝る前にアイスクリームを食べて涼んだり。。。
皆さんもこんな感じなのではないでしょうか?
内臓は思いのほか冷えています。内臓が冷えると血管が縮んで血液の流れが悪くなります。そして、また代謝が落ちて太る。。。
私たちの体は、自らを守るため、冷えると水分や脂肪をせっせと蓄えようと頑張ってくれるんです。温かい飲み物や食事も摂るようにしましょう。
さらに、今食べたものを検証してみましょう。
ソーメン、なんだか栄養がなくて太らなそうな気がしますが、これ炭水化物なんですよ。
摂り過ぎると脂肪を蓄積してしまいますから注意してくださいね。冷やし中華も然り、です。
西瓜もほとんど水分と思って油断してしまいますが、果物には果糖が含まれていることをお忘れなく。果糖は吸収が良いので脂肪になりやすいんです。気をつけて。
ビール、アイスクリームも高カロリーですから、飲み過ぎたり食べ過ぎたりしないで。
それから、夏バテ気味だからスタミナをつけようと、脂っこいものをやボリュームのあるもの、カロリーの高いものを、頑張って食べるのも太る原因の一つでもあるようです。
無理せず栄養バランスの良い食事を心がけて下さい。
むくみを解消するために、トマトやキュウリなどの夏野菜でカリウムを摂り、水分の排出を助けてあげることも忘れずに。
夏太りの解消法。漢方薬の利用も
まずは、規則正しい生活を送ることです。
寝不足で自律神経の働きが乱れると食欲がなくなります。すると必要なエネルギーや栄養が不足して代謝が落ち、体に老廃物が溜まって、さらに自律神経のバランスが崩れて。。。という悪循環に陥ってしまいます。
そうすると、脂肪燃焼に関係する「レプチン」という物質の分泌が減ってしまい太る、ということに。
筋肉には脂肪を燃やしてエネルギーにする働きがあるので、基礎代謝を上げるには筋肉を増やすといいのですが、睡眠不足で筋肉は減ってしまうのです。
冷えすぎないようにクーラーをタイマーで調節したり、冷感シーツや氷枕で暑い夜もぐっすり眠れるように工夫してみて下さい。
漢方薬も冷えやむくみ、肥満などの解消に役立ってくれそうです。
いろいろあるようですが、代表的なのは
● 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)・・・腹部に脂肪の多い人
● 大柴胡湯(だいさいことう)・・・筋肉質でストレスがあり便秘勝ちな人
● 九味半夏湯加減方(くみはんげとうかげんぼう)・・・メタボな人
● 防巳黄耆湯(ぼういおうぎとう)・・・むくみがあり水太りの人
● 五苓散(ごれいさん)・・・むくみのある人
● 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)・・・ホルモンバランスの乱れ
などがあります。
ただし、体質によっては効かないものや効き過ぎるものもあるようですので、お友達に効き目があったから私にも効く、とは限らないようです。
漢方薬は副作用がないと言われていますが、全ての漢方薬に全く副作用がない訳ではないので、漢方薬局や漢方薬を扱う医師に相談してから使用するのがいいと思います。
私も以前、妊娠中にむくみが酷くなってしまった時に漢方薬を処方してもらいましたが、むくみが治まってきたり他の症状が出たりすると、他の漢方薬に換えたり二つの漢方薬を併用したりしていました。
体質や状態によって処方する漢方薬も違ってくるようです。必ずプロに相談してから服用するようにしてくださいね。
<精神的・肉体的な疲労回復に。体質改善 ヒーリング 質の良い睡眠>
運動でダイエット!対策と予防方法
夏は運動不足にもなりがちということはもう書きましたが、では どうやってこの暑い中、運動不足を解消したらいいのでしょう。
気負わずに、朝や夕方のあまり暑くない時間帯に、ウォーキングやジョギングをしたり、室内でストレッチやヨガをやったり、プールで泳ぐなど、軽い運動でも効果はあります。
適度に休憩しながら水分補給を忘れないで行ってくださいね。
そして、なによりも「冷え」や「夏太り」解消に大切なのは、規則正しい生活です。
栄養バランスの良い食事を摂って、ゆっくりと質の良い睡眠を摂ることができる生活を送りましょう。夏だからといってシャワーだけで済ませるのではなく、湯船に浸かるのも疲労回復や冷えにいいんですよ。
湯船の中で足の親指と人差し指をよく揉むのも疲労回復に効きます。指の付け根から指先まで、よーく揉みほぐしましょう。
手のひらの真ん中辺りに「労宮(ろうきゅう)」というツボがあるので、押してみましょう。過労や循環器系統に効きますよ。
【関連記事】
水泳でダイエット効果を高める方法とは?痩せる食事と距離について
お風呂で疲れを取って、温かい飲み物やごはんで内側から温めて、ぐっすり寝て、今年の夏は元気に乗り切りましょうね。
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