*

五月人形の処分方法。供養の仕方。処理はいつ、どうしたらいいか?

そろそろ端午の節句ですね。

 

百貨店などでは五月人形やこいのぼりが並んでいます。子供の誕生を祝い、成長を願うために飾られる五月人形です。

 

●五月人形は何歳まで飾るもの?
●飾らなくなった人形はどうやって処分するの?
●人形の処分、供養はどこで行える?

 

ふと、その子供が成長して独り立ちしたあと、人形はどうすればいいんだろうと思い、すこし調べてみました。

 

SPONSORED LINK

 

五月人形は何歳まで飾るもの?

諸説あるようですが、最初の区切りとして7歳まで飾るという説があります。

 

これは七五三のお祝いと同じです。

 

昔の子供は、その死亡率の高さから「7歳までは神のうち」という言葉もあったほどで、7歳を迎えられたら無事に大人になれるだろうと考えられていました。

 

この名残りが今でも残っていて、特に外飾りのこいのぼりなどは、7歳で飾るのをやめるご家庭も多いと聞きます。

 

あとは昔の元服にあたる15歳、そして今の成人にあたる20歳を目安にするという説もあります。ただ、あくまでもこれらは諸説あるうちのひとつにすぎません。

 

特に内飾りである五月人形は飾る場所を問わないため、大人になっても飾るご家庭は多いと思います。

 

そもそも五月人形は、子供を厄災から守るためのものなので、子が成人してからも、我が子の無事を願って飾るのは全く問題ありません。

 

五月人形の処分方法、供養の仕方について調べてみました。

 

飾らなくなった人形はどうやって処分するの?

しかし、そうはいってもずっと大切にとっておくわけにはいかない場合もあります。 収納スペースにも限りがあります。

 

もう使わないし譲り先もないならば、処分という方法もあります。

 

結論から言ってしまうと、五月人形は粗大ごみとして処分することが可能です。

 

五月人形の大きさや自治体によって処分料金は異なりますが、一般的な平飾りの大きさならば5~600円程度で引き取ってくれるようです。

 

SPONSORED LINK

 

また、時間があるならば、ネットオークションリサイクルショップに持ち込んで売るという方法もあります。ただし、縁起物なので買い取らないお店もあります。

 

そうなのです。五月人形は子供を厄災から守る厄除けの人形です。

 

さっくり家庭ごみとして捨てるにはいささか不安に思われる方も多いと思います。かくいう私もその一人で、粗大ごみで捨てられることを知っても、なかなかその気になれません…。

 

そんな方のために、「人形供養」というものをご紹介します。

 

55dolls_003

 

人形の処分、供養はどこで行える?

「人形供養」とは、使わなくなった人形を捨てるのではなく、感謝の気持ちを込めて丁寧に供養するものです。

 

社団法人の「日本人形協会」供養を代行しています。

 

電話かインターネットで申し込むと、供養のための梱包キットが送られてきます。

 

これに人形を梱包して、協会に郵送すると、毎年10月におこなわれる東京大神宮人形感謝祭で供養してもらえます。

 

お値段は5,000円です。詳しくは下のリンク先をご覧ください。

 

人形感謝(供養)代行サービス

http://www.ningyo-kyokai.or.jp/kuyou/

 

また、上記以外の神社やお寺でも人形を供養してもらうことは可能です。お近くのお寺や神社に問い合わせて、人形供養をしてもらえるかどうかを確認してから持ち込みましょう。

 

55dolls_02_001

 

全国の人形供養をしている神社・お寺の一覧がこちらです。

人形供養(雛人形供養)(全国各地の行事案内)

http://www.kougetsu.co.jp/kuyou.html

 

繰り返しになりますが、供養の料金や時期、郵送か持ち込みかなどは寺社によって変わってくるので、必ず事前に確認しましょう。

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

【関連記事】

五月人形は誰が買うもの?初節句でどっちの親が贈るのが常識?

女の子の初節句。雛人形どっちの親が用意?母親のお下がりでも平気?

 

個人的な意見ですが、ただの置物なら何の迷いもなくゴミとして処分できますが、子供の厄除けのために購入した人形なので、やっぱりいろいろ考えてしまいます。

 

「今まで子供を守ってくれてありがとう」と感謝をこめて供養できるのならば、私が子供の人形を処分するときは、寺社に人形供養してもらおうかなと思います。

 

SPONSORED LINK

  おすすめトピック(広告含む)

関連記事

郵便局での住所変更の手続きで必要なもの。代理でもできるの?

この時期、引っ越し準備で大忙しの方も多いのではないでしょうか。引っ越しの回数とともに多くなっていく荷

記事を読む

師走の意味とは?由来と語源。挨拶の使い方でメールやビジネスの文例

12月のことを師走と言いますね。皆さんは、なぜ師走と言うのかご存知ですか?私は師が走るほど忙しいから

記事を読む

ノロウィルスの症状。大人がかかったら?感染なら仕事は休みか?

寒くなってくると、よく話題になるノロウィルスですが、実際に感染したことがありますか?私は幸せなことに

記事を読む

スーツの衣替えの時期。春はいつ頃?シャツは半袖?秋は10月から?

スーツを着るお仕事の方も多いと思いますが、衣替えっていつ頃されていますか?学生さんなら6月1日と10

記事を読む

クリスマスは教会でミサ!東京や横浜。大阪や名古屋で礼拝おすすめ

今年もいよいよクリスマスシーズン到来です。   そこで今回はクリスマスを一味違った過ご

記事を読む

パスポートの住所変更は必要?手続きはどこの窓口で行う?

この時期、引っ越し準備で大忙しの方も多いのではないでしょうか?   引っ越しの回数とと

記事を読む

お歳暮のお礼状の例文。ビジネスから個人まで例を紹介

年末になると慌ただしくお歳暮を贈ったり贈られたり…。頂いたお歳暮に対してお礼状を差し上げるため、どの

記事を読む

結婚式の受付のマナーとは?服装と挨拶、ご祝儀の受け取り方

友人の結婚式は、大変おめでたい事ですよね。そんな中、スピーチや受付など、色々と頼まれる事ありますよね

記事を読む

乾燥肌に効く食事療法は?食べ物、食生活で肌荒れ改善する方法

寒い冬になってくると乾いた風が頬を撫で、水分を奪っていってしまいますよね。気をつけていても乾燥肌にな

記事を読む

新築祝いお返しのマナー。両親や兄弟、親戚へおすすめの品物は?

先日こちらで新築祝いを贈る時の相場やマナーについて書きましたが、本日はその逆の、新築祝いのお祝い返し

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑