結婚式の服装。親族として式に参列する場合。男性、女性のマナー
親族として結婚式に出席する場合は、友人や同僚などの結婚式にゲストとして出席する場合と、マナーに多少の違いが出てきます。
当日恥ずかしい思いをしないよう、しっかりと確認して式に臨むようにしましょう。
●親族として参列する際のマナーとは?
●親族の式にふさわしい男性の服装
●親族の結婚式での女性の服装
これらについてまとめてみましたので、参考にして下さい。
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親族として参列する際のマナーとは?
基本的に親族として結婚式に出席する場合は、一般のゲストとして出席するよりも控えめで格式のある装いが必要になります。
また、当日は結婚式や披露宴に出席する以外に親族紹介や、親族での写真撮影などにも参加する必要がありますから、集合時間には絶対に遅れないようにしましょう。
また新郎新婦が親しい間柄の身内であれば、当日はゲストというよりは主催者側に近い立場となります。
そのため、ゲストの方々への配慮が必要になりますし、新郎新婦に頼まれた場合には、受付への謝礼をお渡ししたり、主賓などへお車代を渡す役をこなす場合もあります。
結婚式や披露宴中は、基本的に着席したままでOKとされています。
ゲストにお酌をして回らなければならないのか、と気になるところではありますが、マナーとしては必要はありません。
お酒を飲み過ぎて酔っ払ってしまったり、あまりにも大きな声で話したりすることを慎むなど最低限のマナーをしっかりと守りましょう。
披露宴後は、披露宴の中でスピーチをして頂いた来賓や友人に一言お礼の言葉を述べるようにします。
披露宴会場から出席者を出口でお送りする際や、ホテルや結婚式場から先方が帰られる際などがお礼を言いやすいタイミングです。
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親族の式にふさわしい男性の服装は?
親族として結婚式に出席する場合は、男性も女性も一般のゲストよりも控えめで改まった雰囲気の服装を心がけることが基本です。
男性の場合はフォーマルスーツやディレクターズスーツなどの準礼装、また夜の式であればタキシードを着用するなどしましょう。
親族の結婚式での女性の服装は?
女性の場合は、着物、スーツ、ワンピース、ドレスなどが基本になります。
この場合も、やはり控えめで清楚な雰囲気のものを選ぶことが大切です。
友人として出席する場合であれば、小物やボレロに白を入れても良い場合がありますが、親族として出席する場合は小物であっても白は避けるようにしてくださいね。
また着物を着用する場合ですが、近い間柄の親戚で既婚者の場合は本来であれば黒留袖を着用するのが基本ですが、30代までの若めの年齢であれば、色留袖を着用することが出来ます。
ただし、伝統的な格式高い挙式披露宴であれば、
黒留袖を着用するようにしてください。
20代の未婚女性であれば振袖を着用することが出来ます。
本来は24歳くらいまでの未婚女性が着るものでしたが、最近では20代の未婚女性であればOKとされています。ただ、20代前半や10代でも、既婚の女性が振袖を着るのはNGです。
独身の姉妹や親戚が振袖を着る年齢ではない時や既婚の姉妹が若い場合は、色留袖を着用するようにしましょう。
色留袖は黒留袖と異なり、未婚でも既婚でも着ることが出来るのが特徴です。
正装として着る場合は、吉祥文様や有職文様などの格調高い古典柄に、染め抜き日向五つ紋を合わせましょう。
洋装の場合は、既婚の姉妹であればアフタヌーンドレスが正礼装となります。
アフタヌーンドレスを選ぶ場合はロング丈で、袖がついたものを選ぶのがポイントです。
また、カクテルドレスであれば、アフタヌーンドレスよりも刃が広い時間帯に使うことが出来ます。
バッグや靴などの小物を変えて雰囲気を変えてみましょう。
親族として出席する場合、一般のゲストとして参加するよりも、覚えておきたいマナーが少しだけ多いですから、当日新郎新婦に恥ずかしい思いをさせないためにもきちんと押さえておきたいところです。
【関連記事】
結婚式ご祝儀の相場。親族、いとこや兄弟。友人や上司、部下は?
とはいえ、大切なのは新郎新婦の2人を祝ってあげたいという気持ちです。あまり肩肘を張らずに結婚式を楽しむようにしてくださいね。
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