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五月病とは?原因とチェック方法。症状の治し方。予防方法はある?

入社式や入学式、始業式が終わり、新しい環境での生活が始まった方もたくさんいらっしゃると思いますが、慣れない環境で頑張りすぎたり、気を張りすぎたりしていると五月病になることもあるので要注意です。

 

ただ、この五月病という言葉はよく耳にしますが、実際のところどのような病気なのでしょうか。

 

●五月病とは?なった原因は?
●五月病チェック方法
●症状の治し方は?
●ならないための予防法は?

 

今回は、五月病の原因や治し方、予防方法などについてご紹介していきます。

 

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五月病とは?なった原因は?

そもそも五月病とは一体何なのでしょうか。実は、医学の教科書には「五月病」という病名は存在していないのです。

 

新入社員や、大学の新入生などに見られる、新しい環境に適応出来ない事や、適応しようと頑張りすぎる事に起因する精神的な症状をまとめて「五月病」と呼んでいるのですね。

 

症状としては倦怠感虚脱感など、医学的な分類でいう適応障害や、軽度のうつ病に該当する症状が出ることが多いです。

 

また、異動時期と重なるゴールデンウィーク明け頃からこの症状に陥る人が多いため「五月病」と呼ばれていますが、5月に限って起こるものではなく、不慣れな環境や周囲の変化など緊張状態が続く環境に置かれるとストレスが蓄積して五月病のような症状が出てきます。

 

 

五月病チェック方法

下記に五月病チェック項目をまとめていますので、気になる方は確認してみてくださいね。

 

以下の症状で気になるものがある方は、メンタルクリニックなどで診察を受けるようにしてください。

 

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五月病チェックリスト

朝早く目が覚めても、辛くて布団の中からなかなか出ることが出来ない

食欲がない

身だしなみを整えるのが面倒くさくなってきた

マイナス思考に陥りやすい

会社や学校が近づくにつれて、動機や腹痛などの体調不良の症状が出る

仕事の作業効率が悪くなっていたり、ミスが多い

人と会うのが面倒くさい

夜、布団に入ってもなかなか寝付くことが出来ない

イライラしたり、焦ったりしやすくなってきた

頻繁に頭痛や肩こり、めまいが起こる

あなたは、いくつ当てはまりましたか?

 

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症状の治し方は?

体調や気分の異変が長く続く場合は、適応障害や気分障害うつ病などの精神疾患にかかっている可能性がありますので、出来るだけ早く病院に行きましょう。精神疾患に移行している場合は治療の遅れが症状の悪化につながる可能性が高いです。

 

抗不安薬や抗うつ薬の服用で症状の改善が期待できますので、いつもと違うことを自覚したり、周りの人から病院に行くことを勧められたりした場合は、自分で判断せずに早めに医師に相談するようにしましょう。

 

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ならないための予防法は?

五月病は少しだけ気のもちようを変えるだけで症状の改善予防をすることが出来ます。一番大切なことは五月病の原因であるストレスの解消や、疲労回復を心がけるようにしてください。

 

下記に予防法や症状の改善につながる事を記載していますので、参考にしてみてくださいね。

 

完璧主義をやめる

全てを完璧にやろうとすると、そのことが思っている以上に心に負荷をかけていることがあります。うまくいかなくても大丈夫、と気楽に考えるようにしましょう。

 

 

体を動かしてリフレッシュする

ジョギングや水泳などの有酸素運動は、脳内のセロトニンの働きを活発にさせますので、憂鬱な気持ちが解消されやすくなります。

 

 

読書など、好きなことや趣味に打ち込む

自分の好きなことをすると脳内のセロトニンの働きが活性化されますので、ストレスが和らぎます。

 

 

新たな目標を決める

普段から出来る簡単な目標を設定して達成するという事を繰り返していると、自分に自信を取り戻すきっかけとなります。

 

 

悩みを抱え込まない

悩み事を自分で抱え込みすぎるとストレスになりますし、症状の悪化にもつながります。親しい人に悩みを聞いてもらって、自身の心の負担を減らしていくようにしましょう。

 

 

規則正しい生活を心がける

「遅寝遅起き」はセロトニン不足の原因の1つになります。

 

毎朝太陽の光を浴びるとセロトニンの分泌が促されますから、毎日ある程度決まった時間に起きるようにして、生活のリズムを作るようにしましょう。

 

 

セロトニンを含む食品を摂取する

バナナや乳製品、大豆製品にはセロトニンが含まれていますので、セロトニン不足を補う事が出来ます。

 

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【関連記事】

春が眠いのはなぜ?眠気の理由、原因とは?だるい時の対策

低気圧頭痛の治し方。吐き気やめまいの対処法は?体調不良の対策

 

五月病になってしまうとなかなか人に相談出来ないかもしれませんが、自分で深く考え込まずに早めに親しい人に相談して対処や予防をしていくようにしてくださいね。

 

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