桜盆栽の育て方と手入れ方法。初心者にもできる剪定と植え替え
春と言えば日本人はどうしても桜を連想してしまいますよね?そんな桜、見に行くのではなく、自宅にあればいいのに…なんて思った事、ありませんか?
でも、苗木を植えて育てるには庭が必要だからと、なかなか手を出せない人も多いですよね。
そんな方にオススメなのが、桜盆栽。これならお庭がなくても自分だけの桜を楽しむ事が出来ますよね?
●桜盆栽とは?
●育て方や手入れはどうするの?
●剪定と植え替えのやり方
●誰でも最初は初心者
そこで今日は、桜盆栽についてお話してみたいと思います。
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桜盆栽とは?
桜は庭に苗木を植えないと、自宅では楽しめないと思っていましたが、桜盆栽という、盆栽があるのですね。
二年に一度植え替えが必要だったり、花の後の剪定など、多少手間の掛かるお手入れももちろん必要ですが、それは年に数回の事。毎日お水をあげる事が可能な方なら、育てられる盆栽のようです。
色々な種類があるようですが、私が特に気になったのは一才桜。
毎年綺麗な八重の桜を咲かせてくれるという事で、自宅で自分だけの桜を楽しむ事が出来ますね。
育て方や手入れはどうするの?
先ほども少し触れましたが、手の掛かる事は年に数回とは言ったものの、どうやって育てるのかわからないと手を出せないものですよね?
そこでおおまかな育て方やお手入れについて、鉢植えのものを買ってきた…という前提で説明させていただきますね。
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1.水やり
根の生育が早いので水切れは致命傷になることを忘れないでください。鉢の土が乾いたら、十分な水を与えるようにしましょう。特に花が咲く時期の水切れに注意が必要です。
水やりは基本は1日1回で、春から秋にかけては様子を見ながら朝と夕の2回あげる方がよいです。
2.置き場所
日当たりを好みますが、半日陰でも環境に合わせて育ちます。
基本はお外で管理する方がよく、風通しの良い場所に置きましょう。ただし、気温が下がる冬は、風や霜のあたらない日当たりの良い場所が良いです。
花が咲くとお部屋で鑑賞したくなりますよね!そんな時はお部屋(室内)→お外を3日交代くらいで置き換えるようにすると良いです。
3.肥料
花後から10月の間に月1回有機性の固形肥料を置きます。ただし、梅雨時や真夏を避けてください。
4.病害
新芽を好むアブラムシの予防に殺虫剤を春から秋に3~4回散布します。
5.剪定
花後に若い長い枝を切り詰めます。
6.花がら摘み
花がらを取り除くことで病気を防ぎます。
以上のように、やることが多いように感じますが、そう難しい事でもないかな?と思って頂けたでしょうか?
剪定と植え替えのやり方
では、最初に剪定の方法から。
春に花を咲かせて楽しませてくれる桜。花がクタッとした所で、花がらを摘みとってあげます。
花を咲かせ実をならせる事は花にとってはエネルギーが必要な事ですので、それをそのままにしておくと、元気が出ないのです。「お疲れ様」のつもりで、クタッとした花を取ってあげてください。
花がらが取れましたら、今度は剪定です。花が終わりかけたら葉芽が動き始めるそうで、その葉芽のある所なら、どこでも切ってしまって構わないそうです。
葉芽ギリギリではなく、少し上の部分でカットするといいようです。大きくしたい方はそのままでもいいかと思いますが、せっかくの盆栽ですので、コンパクトに育てて、来年も可愛らしい花を楽しみたいですよね。
植え替えは時期を間違ってしまうといけないようなので、そこが注意点ですね。そして植え替えは2~3年に一度は行うようにしましょう。
植え替えのオススメ時期は9月。詳しい植え替えの仕方は、分かりやすく説明されている動画を見つけましたので、そちらを参考にしてやってみて頂けたらと思います。
こんな素敵な苔盆栽で楽しめたりもするようですよ!
誰でも最初は初心者
父が盆栽が趣味で、良くお手入れをしているのを見ていました。若い頃から好きだったので、庭には沢山の盆栽がありました。
残念ながら桜の盆栽はなかったのですが、幸い、あまり都会ではない所に住んでいた為、庭に桜の木があったのです。私と同じように、小さい頃は身近に桜があったのに…という方も多いのではないかと思います。
そんな方も、桜盆栽でしたら庭が広くなくても育てる事が出来ますし、部屋で桜を楽しみながら家族や友人とお茶をするなんて事も出来ますよね。
【関連記事】
少し手間の掛かるお手入れもない訳ではありませんが、誰でも初めは初心者です。思い切って挑戦してみる事が第一歩なのではないでしょうか?
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