*

初盆のお返しでのしの書き方。金額の相場や返す時期は?挨拶状の文例

忌明け後に初めて迎えるお盆のことを、初盆もしくは新盆といいます。初盆を取り仕切る経験は人生に幾度もないことですが、いざというときに何も知らないのも恥ずかしいような年齢に私もさしかかってきました。

 

私は実際には未経験なのです。いえ、母の初盆は経験していますが、まだ幼い頃でしたので自分で執り行ったことはありません。ですので、見聞きして知ったことや調べて得た知識が殆どですが、少しでもお役にたてるようなことをお話ししていきたいと思います。

 

また、経験者のかたのお話も伺ってみましたので、ご参考になれば嬉しいです。ここでは、

●初盆のお返しはするもの?品物は何が良い?金額の相場は?
●初盆のお返しでのしの書き方。色や表書きの名前について
●挨拶状の文例。お礼状の例文や書き方について

などを、ご一緒に勉強していきたいと思います。宜しくお付き合いくださいね。

 

SPONSORED LINK

 

初盆のお返しはするもの? 品物は何が良い? 金額の相場は?

初盆は、仏教の浄土真宗以外の宗派では、殆ど執り行うこととなっている仏教儀式です。忌明けというのは四十九日が過ぎたことを言いますが、そのあと初めて迎えるお盆に行われます。

 

初めてのお盆ということで、うちの地方だけかもしれませんが、その故人の霊が帰ってくるだけでなく、霊界で知り合ったお友達も連れて帰ってくると言われていて、そのために盛大にお祭りをして賑やかにお迎えするんだよ、と教えてもらった記憶があります。

 

確かに、色とりどりの回り灯籠やお飾り、さまざまな果物やお菓子、お酒などが供えられた仏壇の周りは本当に華やかで、お盆の間じゅう、灯篭から灯が消えることなく、幽玄で明るくて不思議なひと時であったように思います。

 

初盆のお返しでのしの書き方。金額の相場や返す時期は?挨拶状の文例

 

初盆の法要には、遺族や親族だけではなく、遠い親戚や故人の知り合いなど、普通のお盆に比べて沢山のかたがお参りしてくださいます。その際 「お香典」や「お提灯代」をお持ちいただきますが、そのお返しについて、一般的にどうするのか、調べてみました。

 

最近は、お香典などはお断りをして、お返しも無しにする、という簡略化した仏事をなさるご家庭も増えてきましたが、ここではあくまでも、お香典などを頂戴し、お返しもきちんとする、という形をとる場合を考えていきますね。

 

 

まず、法要に来てくださったかたには、お香典、お提灯代のお返しとして、法要後に会席を設ける場合が多いようです。お食事をお出ししておもてなしをするのですね。そして更に、お持ち帰りいただく引き出物を用意します。

 

また、遠方などで法要には参列されず、御供物や御供物料をお送りくださった方にも、お返しをします。その際は、御礼状ご挨拶状を添えて、引き出物をお送りします。

 

118445

 

引き出物のお品ですが、基本的には使ってなくなるもの、消えものが良いとされています。なんといっても、仏事に関わるお品ですから、いつまでも手元にないほうがよい、という意味での心遣いだと思います。

 

また、故人の好きだったものを思い出の一端としてお届けする、というのも素敵かもしれません。知人の話では、お父様がお好きだったという地元のお菓子(九州のかただったので「かるかん」というお菓子)をお返しになさったそうです。

 

季節柄、お素麺やジュース類、水菓子(水羊羹やゼリーなど)など、夏らしく召し上がっていただける食品が定番でしょうか。通年してどなたにも喜んでいただけるもの、少し高級な煎茶や珈琲や紅茶、塩昆布なども良いかもしれません。

 

 

もしくは、洗剤類のセットや、入浴剤のセット、最近は、カタログギフトなどを利用されることも多いようです。今はネットショップで簡単に選んで発注することも可能ですので、配送もして貰えて便利かと思います。

 

例えばですが、楽天ショップの中から私が探してみたものがどんな感じか、見てください。

 

高級八女茶(煎茶)のセットです。包装、熨斗(のし)はもちろんのこと、ご挨拶状の準備までしていただけるようです。

 

 

 

三輪素麺のセットです。包装と熨斗は対応していただけるようですので、そういうサービスも考慮して選ばれると良いかと思います。

 

 

 

あと、お持ち帰りしていただく場合の、手提げ紙袋なども発注分用意してもらえると良いですね。そしてそして、こんなショップも見つけました!なんと、法要の引き出物専門店です。

 

 

各宗教に対応した包装やのし、ご挨拶状の対応をしてもらえるようですよ。こういう便利を大いに利用して、少しでも施主側の心身の負担を軽減できたら素晴らしいと思います。それでなくても、あれもこれも大変な時ですから!

 

 

そしてお返しの金額ですが、お香典、お提灯代としていただいた額の半分~三分の一あたりが相場のようです。

 

お香典などの幅は3,000円~10,000円と思われますので、事前に引き出物を準備しておいてお持ち帰りいただく場合は、1,500円~3,000円くらいのお品を用意するのがよさそうです。

 

また、それ以上の高額を頂戴した場合は、後日さらにお礼をお送りします

 

SPONSORED LINK

 

初盆のお返しでのしの書き方。色や表書きの名前について。

さて、引き出物につけるのしはどうしたらいいのでしょうか。

 

まず水引の色ですが、白黒が一般的です。関西などでは黄黒の水引を使うこともあるようです。どちらでも間違いではないとのことですが、地域のお好みなどがあるかと思いますので、お店などでご確認、ご相談いただくのがいいかと思います。

 

230207

 

表書きは、「志」「初盆志」「新盆志」「初盆供養」「新盆供養」などがあります。

 

下段には、施主の氏名、もしくは施主家名「○○家」とします。

 

 

挨拶状の文例。御礼状の例文や書き方について。

では、挨拶状や御礼状はどのように書けばいいのでしょうか。決まりなどはあるのでしょうか。まず、これまで挨拶状や御礼状と記してきましたが、この違いは特に気にしなくていいと思います。

 

挨拶状というのは、初盆の仏事を滞りなく執り行ったことのご報告を主にする書状、御礼状は、初盆に際してのご参列やお香典・御供物を頂戴したことへのお礼を主とする書状です。

 

だいたいはどちらも兼ねた文章を盛り込むことで、便宜上「挨拶状」としてしまってよさそうです。

 

書面で気をつけるべき点としては

・故人の氏名を入れる。

・文中に句読点(、。)を使わない。

・参列へのお礼、香典や御供物へのお礼を入れる。

・書面でのご挨拶のご無礼をお詫びする。

 

以上の4点を守りつつ、初盆の法要を済ませたご報告と、感謝の意を素直にお伝えすればよいかと思われます。

 

314499

 

ただ、参列していただいた方にお持ち帰りいただく場合の書面と、遠方にお送りする場合の書面とは、内容を変える必要があるかと思いますので、その2種類の書状の文例を挙げておきますね。どうぞご参考になさってください。

 

ご参列いただいた方に引き出物に添える形で直接お渡しする場合

拝啓

時下ますますご清祥のことと心よりお慶び申し上げます

この度 亡父 ○○○儀 初盆に際しましてはお暑い中またご多用中にもかかわらずお集まり頂き

且つご鄭重なるご厚志を賜りましたこと 大変有難く厚くお礼申し上げます

お蔭をもちまして初盆の儀 滞りなく相済ませることとなりました

ささやかではございますが 亡父の初盆供養のしるしとしまして心ばかりの品を用意いたしました 何卒ご受納賜りたくお願い申し上げます

本来であれば拝眉の上お礼申し上げるのが本意ではございますが略儀ながら書中をもちまして感謝の気持ちと共にご挨拶とさせていただきます

本日はまことにありがとうございました

敬具

平成○○年○○月○○日

住所

施主氏名

親族一同

 

 

ご参列されず御供物や御供物料をお送りいただいた方へ引き出物と一緒にお送りする場合

拝啓

残暑厳しき折 御見舞い申し上げます

この度 亡父○○○儀 初盆に際しましては過分なる御厚志を賜り誠にありがとうございました

謹んで仏前に供えさせていただき 亡父とともに心から感謝いたしておりますお蔭をもちまして 初盆の法要を滞りなく済ませることとなりましたことをご報告申し上げます

ささやかではございますが 供養のしるしといたしまして心ばかりの品をお送りさせていただきます

何卒ご受納賜りたくお願い申し上げます

本来であれば伺ってお礼申し上げるべきところでございますが略儀ながら書中をもってのご挨拶とさせていただきます

敬具

平成○○年○○月○○日

住所

施主氏名

親族一同

 

 

あくまでも文例ですので、それぞれの地域の慣わしや相手の方との関係をご考慮のうえ、相応しいようにアレンジしていただくといいかと思います。

 

また、親戚筋に当たられるかたにお送りする場合は、送り主のほうの「親族一同」を省かれたほうが自然ですね。

 

【関連記事】

香典返しの挨拶状。例文と文例。お礼状、あいさつ文の書き方は?

お盆のお供えのし。表書きの書き方。何が良いか?お返しは必要?

 

決まりごとや慣わしの多い仏事、普段は煩わしいとつい思いがちですが身近な人をお見送りすることはやはり大切なこと。

 

故人を大切にし、残った家族の気持ちを正しく表わして、周りのかたがたと引き続きよい関係を保つために、ひとつひとつの儀式を滞りなく過ごしていきたいものです。

 

そのためには、決して大げさに考えず、自分たちのできる範囲で心を尽くせばよいのだと思いました。

 

SPONSORED LINK

  おすすめトピック(広告含む)

関連記事

おはぎとぼたもちの違い。お彼岸で食べるのは?由来といつ食べるか?

お彼岸が近づくと、和菓子屋さんの店先に「おはぎ」の旗が立ったりします。でも昔から、同じような形状のお

記事を読む

女の子の初節句。雛人形どっちの親が用意?母親のお下がりでも平気?

立春を過ぎると、もうすぐ春がくるなと思うと同時に、今年はいつ雛人形を出そうか?と悩みます。…というの

記事を読む

新年会で乾杯の挨拶フレーズ。取引先でのあいさつ例はコレ

新年会で乾杯の挨拶を唐突に任された時、困ってしまった経験はありませんか? 会の事前に相談があれば内容

記事を読む

入学祝いのお返しはするもの?品物は何が良い?のしについて

年が明け、春になると卒業、入学の季節ですね。みなさんのお子さんも入学式の準備に大忙しなのではないでし

記事を読む

エアコンのフィルター掃除方法。頻度と効果。自動機能付きは必要?

これから梅雨の時期になり、エアコンを使う頻度が増えてくると思います。   エアコン使用

記事を読む

室外機の掃除方法。洗浄スプレーで洗浄の仕方。エアコンの効果向上

エアコンのフィルターは掃除もしやすいので、定期的にお掃除されている方が多いのではないかと思いますが、

記事を読む

郵便局での住所変更の手続きで必要なもの。代理でもできるの?

この時期、引っ越し準備で大忙しの方も多いのではないでしょうか。引っ越しの回数とともに多くなっていく荷

記事を読む

婚約指輪の相場。値段はいくら位?結婚指輪との違い。渡し方と時期

やっと春めいた季節になりましたね。新しい生活のスタートや計画も、春は積極的になりますよね。新しい生活

記事を読む

目も紫外線で日焼けする?影響と病気。メガネ・サングラスで対策を

日差しの強い季節、日焼け止めなどで、肌の紫外線対策はバッチリという方は多いかと思いますが、皆さん、目

記事を読む

冬のボーナス払いはいつから?一括払いの支払い月と引き落とし時期

冬のボーナスが楽しみな時期が近づいてきましたね♪   冬のボーナスは、みなさんどのよう

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑