*

七五三の初穂料の相場はいくら?のし袋の書き方。新札と渡し方について

いよいよ七五三を間近に控え、子どもの着物や撮影の準備もバッチリ。あとは当日を迎えるのみという方も、神社へ納める「初穂料」の準備はいかがでしょうか?

 

初めてのわが子の七五三はいろいろと戸惑いますよね。

「初穂料」とは何?どうやって渡すの?のし袋の表書きは何と書けば良いの?いくら包むの?

 

今回は、

●七五三の初穂料とは? 相場はいくら?
●兄弟の場合。神社で違うの?
●のし袋の書き方。表書きと裏について
●初穂料は新札を包む?渡し方は?

 

「初穂料」を初めて耳にした方も安心です。今年、お子さんが七五三を迎えるご家庭は、是非参考にしてみてくださいね。

 

SPONSORED LINK

 

七五三の初穂料とは?

七五三の「初穂料(はつほりょう)」は、地域や神社によっては「玉串料(たまくしりょう)」とも言います。

 

この「初穂料」とは、七五三に限らずお宮参りや安産祈願など、神社に祈祷(きとう)や祝詞(のりと)の謝礼として支払う金銭です。

 

もともとは、神仏にその年の最初にとれた米や作物を“初穂”として奉納していたそうです。初穂料とは、このお供えする作物の代わりとしてお供えする金銭です。

 

では、七五三の「初穂料」は、いったいいくら納めれば良いのでしょう?

 

七五三の初穂料の相場はいくらか?気になりますよね。

 

相場はいくら?兄弟の場合。神社で違うの?

初穂料を神社に納める時は、のし袋に入れます。赤と白の蝶結びののし袋を使いましょう。

 

753_hatsuhoryo_005

 

納める金額の相場は、地域や神社によって若干違いがありますが、5,000~10,000円が目安です。

 

初穂料の金額は「お気持ちで」の神社もありますが、あらかじめ金額が決められている神社もありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

 

SPONSORED LINK

 

また、兄弟や姉妹で同じ年に七五三を迎える場合は、1人に1つののし袋が基本の為、のし袋は2つ必要です。

 

ただし、神社によっては2人以上の場合の初穂料を設定しているところもありますので、その場合は1つののし袋にその金額を包むと良いでしょう。

 

753_time_005

 

のし袋の書き方。表書きと裏について

初穂料ののし袋の書き方は、まず表側の上半分に「御初穂料」、下半分に七五三を迎えるお子さんの「名前」をフルネームで書きます。

この時に間違えて、親の名前を書かないよう気をつけましょうね。

 

神社では、祝詞(のりと)の申込書と初穂料の表書きの名前を照らし合わせる為、表書きは子供の名前を書く必要があります。

 

753_hatsuhoryo_eyecatch

 

のし袋の「中袋」にも書き方があります。

 

中袋の表面には、包んだ金額を「金 ○○円」と書きます。裏面には、住所とお子さんの名前を書きます。

 

中袋の表に書く金額の数字は、壱、弐、参などの大字(だいじ)を使います。

一万円包む場合は「壱萬円」、五千円包む場合は「伍千円(又は伍仟円)」と書きます。

 

普通の漢数字でももちろん受け取ってくれますが、せっかくの機会ですので大字で書かれてみてはいかがでしょうか。

 

 

初穂料は新札を包む?渡し方は?

初穂料に包むお札は、もちろんおめでたいことですから新札が望ましいと言えますが、必ずしも新札でなければいけないということではありません。

シワや折れ曲がりが著しくひどくなければ、気にしなくて大丈夫です。

 

新札がなく、どうしてもお札のシワが気になるならば、アイロンを低温で使用してお札のシワや折れ曲がりを伸ばしておくと良いですね。

 

どちらにせよシワのないお札で気持ち良く感謝の気持ちをお供えしたいですね。

 

初穂料を渡すタイミングは、神社に着いてから祈祷の受付をおこなう「社務所」で申込書を記入し、その用紙とともに初穂料を渡します。

 

753_hatsuhoryo_003

 

いかがでしたでしょうか。

初穂料についての疑問も解決できたのではないかと思います。

 

無事に初穂料を納めたあとは、神社の神主さんや巫女さんが祈祷の流れを説明してくれます

全ての準備を万端に済ませ、家族の思い出に残る七五三を楽しんでくださいね。

 

【関連記事】

七五三のお祝い金額の相場。姪や甥へ。祖父母や兄弟同時の場合

 

こちらの記事では七五三のお祝い金額の相場についてまとめていますので、気になる方は合わせて読んでみてくださいね。

 

SPONSORED LINK

  おすすめトピック(広告含む)

関連記事

忘年会の乾杯で挨拶を頼まれた時は?例文はこれ!

一年もあと少し。段々日が暮れるのが早くなって、そろそろ忘年会の時期になってきました。忘年会、単に参加

記事を読む

淀川花火大会2018年穴場スポットとお勧めホテル観覧席について

2018年開催の淀川花火大会。今年で30年目となる伝統のあるこの花火大会は、水の都大阪に流れる淀川で

記事を読む

卒園式で着る着物はどんな色や柄が良いの?髪型を自分でする場合

卒園式、入園式は子供にとっても親にとっても、とても大事な行事の一つですよね。そういった式に出席する際

記事を読む

節分そばとは?習わしの由来と節分に蕎麦を食べる理由とは?

2月3日は節分ですね。家族みんなで大豆を投げたり、福豆を拾って食べたり、子供達には楽しい行事の一つで

記事を読む

確定申告の医療費控除で交通費の書き方。領収書なしの場合ほか記入例

最近、話題の確定申告の医療費控除ですが、医療費控除の対象になるものが治療費や薬代だけだと思っていませ

記事を読む

雛人形の飾り方。関西と関東で並べ方の違いはなぜ?

3月3日はひな祭り。ひな祭りに雛人形を飾るご家庭もあるのではないでしょうか。この雛人形、どんな風に飾

記事を読む

香典の金額の書き方。一万円で裏に横書きなら?漢数字のマナー

訃報は、突然のことが多いもの。急な通夜や葬儀に持っていく香典のマナーとは?今回は、意外と知らない香典

記事を読む

祇園祭宵山2018!体験者が語る昼間や屋台の楽しみ方とルート紹介

京都の夏を彩る、祇園祭。 京の三大祭のひとつであるこの祇園祭は、丸々1ヵ月に及ぶ長い神事からなるお祭

記事を読む

市川市民納涼花火大会の穴場2018。場所取りは何時からが良い?

東京都江戸川区で開催される江戸川区花火大会。それと日を同じくして開催されるのがこの市川市民納涼花火大

記事を読む

入籍日の決め方。2018年の縁起の良い日おすすめは?仏滅の場合

入籍の日の決め方は、「やっぱりお日柄を見てから決めたい!」という方。「いやいや、二人が出会った日が良

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑