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寒の入りとはいつからなのか?2019年の大寒はいつ?

寒さが厳しくなってくるとよく聞かれる「寒の入り」という言葉、皆さんはきちんと説明できるでしょうか?

 

「寒の入り?でもその前から十分寒いのに、なんでそんな表現をするのだろう?」と思っていませんか?言葉だけで知っているつもりになっていませんか?

 

小さい子供に聞かれてもすんなり答えられるように、ここでは「寒の入り」について、

 

●寒の入りとは
●時期はいつから
●小寒と大寒
●寒中・寒の内

 

この4項目に分けて解説していきます。

 

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寒の入りとは?

寒の入りとは、寒さが加わるという意味で寒の入りと表現します。これから寒さが厳しくなり、冬本番だという意味を持ちます。

 

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毎年10月末くらいから寒くなってきますが、10月から12月の寒さは冬本番の寒さではないと暦の上では考えられていることになります。

 

秋の後半になってくると寒いなと思うことは増えますし、実際に街にはコートを着たり、マフラーをした寒そうな人たちがいっぱい見られるようになりますが、確かに1月ごろの寒さは別格ですね。

 

それまでの寒さは「寒いなあ」と思う程度ですが、寒の入りといわれる時期はよく「身を切るような寒さ」と表現されます。

 

寒の入りになるとますます寒さがつらくなります。

 

時期はいつから?

寒の入りの時期は、毎年1月5日ごろです。冬至から数えて15日目、冬至と大寒の中間の時期にあたります。二十四節気でいうところの小寒とも表現されます。

 

毎年冬至の時期がいつになるかによって、実際の日にちは多少前後してきます。

 

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小寒と大寒について

1月5日ごろに寒の入り(小寒)を迎えてから約15日後に大寒を迎えます。この大寒は小寒と節分の中間の時期にあたり、また冬の節気の最後にあたります。1年で最も寒さが厳しくなります。

 

というわけで、2019年の大寒は1月20日となります。

 

北海道や東北での毎年記録的な寒さであったり、積雪量のニュースが流れるのはたいていこの大寒の時期で、この時期には寒さを利用した食べ物、例えば凍り豆腐や寒天、酒、味噌などを仕込みます。

 

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一年で最も寒い時期にがんばってくれる職人さんのおかげで、私たちはお酒や味噌を口に入れることができます。寒い中がんばってくれる職人さんたちに感謝ですね。

 

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寒中・寒の内とは?

寒の入りを迎えてから大寒が終わるまでの間は、寒中、または寒の内と表現されます。この時期には、寒中見舞いを知人に送ったり、寒中水泳や寒稽古が行われます。

 

ちなみに、寒中見舞いを送るのは立春の前日までとなっています。

 

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私は高校時代、硬式野球部だったのですが、寒さが厳しくなるにつれて、練習内容も筋トレや長距離走などのきついメニューになっていったのをよく覚えています。

 

大寒を過ぎれば約15日後に立春を迎えます。春はもうすぐそこという時期になります。早く暖かくなれと思いながら、寒い中筋トレや長距離走に励んでいたのを思い出し、よくがんばっていたなと今になって思います。

 

学校の近くを通ると、今でも学校のまわりを走っている子達やトレーニングに励んでいる姿をみて、最近では胸が熱くなります。

 

 

食べ物であっても人であっても、基礎を作るのはこの時期だということです。暖かい春以降にしっかり活躍できるようにみんな頑張る時期なのです。受験勉強も大詰めの時期に重なりますしね。

 

私も大学受験に向けてこの時期に追い込みをかけて一日10時間程度勉強していたのを覚えています。

 

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いかがだったでしょうか。これで小さい子供に聞かれても、知ったかぶりすることなく、しっかりと寒の入りを説明できると思います。

 

これだけ科学が進歩した現代においても、天気予報は外れることがあるのに、こういった暦は外れることがほとんどないので、昔の人の知恵のすごさにただただ筆者は脱帽です。

 

日本には暦で24節気あるので、これを機会に他の節気について勉強してみるのもいいのではないでしょうか。より季節を味わうことができるようになること請け合いです。

 

【関連記事】

喪中の寒中見舞いはどうしたらいい?送る時期はいつ?

 

こちらの記事では、寒中見舞いについて、送る時期や気をつけたいことなどを詳しくまとめています。是非とも合わせてチェックしてみてくださいね。

 

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