きゅうりは栄養がないの?効果or効能は?栄養素を破壊するは本当?
暖かくなってくると、プランターに夏野菜の苗を植えたくなってきます。毎年ゴーヤやトマトなど、いろいろな夏野菜を育てます。そのなかでもきゅうりは毎年大豊作になります。
たくさんできる上に成長も早くて、朝見たきゅうりが夕方には巨大化していてびっくりしたり、葉っぱに隠れて存在に気づいてもいなかった巨大きゅうりに気づいてびっくりしたり、夏の家庭菜園はサプライズがいっぱいです。
たくさんのきゅうりがなってくれるのはいいけれど、河童じゃないかぎりうれしくないかも…っていう量なんです。
毎日たくさん食べますが、聞こえてくるのは「きゅうりって栄養ないんじゃない?」の声。それだけならまだしも、「他の食べ物の栄養を壊すらしい」という話も。本当のところはどうなんでしょうか。そこで今回は、
●きゅうりは栄養ない?体にいいの?栄養価は低いか?
●きゅうりの効能とは?効果的な食べ方を教えて?
●他の野菜の栄養素や果物のビタミンCを壊すのは本当?
●まとめこれらについてまとめてみました。
これらについて調べてみましたので、お伝えしていきます!
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きゅうりは栄養ない?体にいいの?栄養価は低いか?
栄養がないと言われているきゅうりですが、ギネスブックにも「世界一栄養がない野菜」として登録されているそうです。なんだか、ひどい言われような気もします。おいしいのに…
では実際、栄養はどうなっているでしょうか?
きゅうりの主成分には、ビタミンC・カリウム・食物繊維・カロチン・ビタミンA・ビタミンK・葉酸・ビタミンB群・ミネラルなどが含まれていますが、量はとても少ないです。そして主成分の90%は水分です。
とは言っても、食べれば少ないとはいえ栄養は摂れます。それに、食べれば身体に良い影響もあるようなんです。
きゅうりの効能とは?効果的な食べ方を教えて?
きゅうりを食べた時に期待できる効能は、次のようなものがあります。
むくみ解消
利尿作用があって、体内の老廃物を排出する働きのある「カリウム」「イソクエルシトリン」といった成分がが含まれていて、むくみの解消やデトックス効果が期待できます。
熱を下げる
きゅうりには、身体を冷やす効果があるとされています。体のほてりを解消してくれますので、夏にピッタリの野菜です。夏バテ気味の時にはきゅうりで身体を冷やすと効果的です。
また、熱が出た時にもきゅうりを食べると熱を冷ましてくれると言われています。ただし、冷え性の方や胃腸の調子が悪い時には食べ過ぎないように注意しなければなりません。
がん予防
きゅうりのヘタの部分には、ククルビタシンという苦味成分があります。このククルビタシンには、抗がん効果があり、癌の予防をしてくれると言われ、注目されています。
薄毛予防
きゅうりに含まれるシリカというミネラルは、爪や髪を丈夫にする効果があります。また、頭皮のたるみを防止して髪の健康を保つので、抜け毛を減らすことや育毛促進の効果も期待できます。男性だけではなく、女性にもありがたい美容効果ですね。
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こんなにいろいろな効能があるきゅうりですが、より効果的に食べるのにおすすめなのは「ぬか漬け」です。
ぬかにはビタミンB1が豊富に含まれています。ぬか漬けにしたほうが、きゅうりそのままよりもビタミンB1が10倍増えます。また、ビタミンCは1.5倍、カリウムは3倍にもなるそうです。
他の野菜の栄養素や果物のビタミンCを壊すのは本当?
きゅうりに含まれている酵素「アスコルビン酸酸化酵素(アスコルビナーゼ)」は、一部のビタミンCを酸化させてしまう性質があると言われていました。
しかし、最近では、ビタミンCを破壊するのではなく、還元型のビタミンCから酸化型のビタミンCに変化させるだけで、ビタミンCの摂取量が減るわけではない事が証明されたそうです。
きゅうりとビタミンCを含む食品を一緒に食べても問題ないということです。
さらに、脂肪分解酵素である「ホスホリパーゼ」が含まれていることが発見されました。脂肪の分解を助ける働きのある酵素なので、ダイエットにも最適だということになって、見直されてきています。
そもそも、水分が多くてカロリーも1本14キロカロリーしかなく、さらに脂肪も分解してくれるとなれば、ダイエット中はぜひ食べたい食材ですね。
まとめ
きゅうりは、熱を下げる効果があったり、水分も多く夏には最適な野菜だということが分かりました。さらにいろいろな効能があって、栄養が少ないからといって食べないのはもったいないと気付けました。
ビタミンCを壊すこともないので、いっぱい食べても大丈夫ということもわかって安心しました。
【関連記事】
大根の栄養と効能がすごい!皮や葉っぱの栄養素と生と加熱の場合
今年は、プランターで育てたたくさんのきゅうりをそのままおやつとして食べたり、調理しておかずとして食べたり、とにかくいっぱい食べようと思います。
そしてぜひぬか漬けを常備して、より効果的にきゅうりを食べたいと思います。
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