インフルエンザの潜伏期間の症状。感染力や期間は?a型とb型まとめ
前回の記事に続いて、今回は、インフルエンザの潜伏期間の症状について調べてみました。感染力や症状、また、その期間など、詳しくみていこうと思います。
インフルエンザの正しい知識を持って、予防対策をしっかり講じていきましょう。それでは、今回のトピックは以下の通りです。
●インフルエンザのa型、b型。潜伏期間はどれくらい?
●a型・b型の潜伏期間に出る症状とは?大人と子供の場合
●期間中の感染力。家族や人にうつるのか?
●期間中の感染力。家族や人にうつるのか?
●まとめ
前回に引き続き、ぜひ参考にして下さいね。
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インフルエンザのa型、b型。潜伏期間はどれくらい?
インフルエンザの潜伏期間はA型もB型、ともにあまり変わらず、一般的に1日~3日といわれています。
その後、症状が現れます。24時間後に症状が出てくる場合もあり、長いインフルエンザの潜伏期間では4~5日後に症状が出るといわれているようです。
なお、新型インフルエンザの潜伏期間は1~7日程度といわれています。
a型・b型の潜伏期間に出る症状とは?大人と子供の場合
そこで、潜伏期間中に出る症状について以下、まとめてみました。
インフルエンザ潜伏期間後の症状は、38~40℃の高熱を出し、悪寒や頭痛、咳、背中や四肢の筋肉痛、関節痛、全身の倦怠感や食欲不振などの全身症状が現れます。
その後、鼻水やのどの痛みなどの症状も現れます。発熱は通常3~7日間続き、約1週間後に回復するのが典型的なインフルエンザの症状です。
ここで大人と子供の場合の大きな違い(特徴)をまとめておきます。
インフルエンザの主な症状は発熱です。特に、子どもは熱性痙攣(ねつせいけいれん)という、発熱に伴って痙攣発作を起こすことがあります。
この発熱に対して解熱剤を使うと逆に「インフルエンザ脳症」という重い合併症を引き起こす可能性が指摘されています。
この、「インフルエンザ脳症」では脳に重い障害を伴う後遺症が残ることがあるので、子どもに大人と同じ薬剤を使うことは避けた方がいいです。大人の場合、肺炎に注意が必要です。
肺炎球菌による肺炎を合併した場合、抗生物質などで治ると思われていますが、抗生物質は肺炎の病期を短縮するものの、肺炎の死亡率自体を下げる結果が出せていません。
ですので、大人の場合は、肺炎による合併症に注意が必要です。
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一方、新型インフルエンザの主な症状は、38℃などの急な高熱、頭痛、咳、筋肉痛、倦怠感、下痢、嘔吐、のどの痛み、鼻水などが現れます。
発熱を伴わないこともあり、季節性インフルエンザと症状が類似しているのですが、季節性インフルエンザに比べ、新型インフルエンザの症状は下痢などの消化器症状が多い可能性が指摘されていますので、注意が必要です。
期間中の感染力。家族や人にうつるのか?
潜伏期間中の感染力についてですが、これは言うまでもないと思います。飛沫感染等が原因なわけですから、インフルエンザにかかった人が身近(まして家族ともなれば)にいれば、もちろん、感染のリスクは高いです。
インフルエンザにかかった人には、必ずマスクを着用してもらい、接触をできる限り避けたほうが良いです。酷かもしれませんが、インフルエンザになっている人は、隔離せざるをえないということになります。
また、潜伏期間中も感染の恐れがあるので、注意が必要ですが、かかっている人が近くにいれば潜伏しているリスクも高いので、症状が出ていなくても、周囲に感染させてしまう可能性がありますので気をつけてください。
予防対策として効果的だと思われるのが、何といっても、予防接種を受けておくことをお薦めします。
ただし、予防接種は、保険適用外ですので、意外に金額がかかります。また、手洗い・うがいなど、普段からの健康管理をしっかりと行ってください。
追加ですが、A型のインフルエンザは、二次感染としてB型にもなりうる可能性があるようです。同様にB型の場合は、A型にもなりうる可能性があります。ですので、他人に移さないように配慮する必要がありますね。
まとめ
インフルエンザにかかったことのある人は、その辛さをよく知っていると思います。私は、ここ数年は、予防は何もしていませんが、かかっていません。自慢でもなんでもないのですが、いつかかってもおかしくないと思います。
そこで、インフルエンザの予防について、最後にまとめておきます。私もできる限り実践していこうと思っています。みなさんも是非、実践してみてください。
(1)予防接種
免疫をつけるためにインフルエンザ流行期の2ヶ月前(11月くらい)から接種を行います。約7割が発症せず、軽症ですむといわれています。
インフルエンザワクチンの効果は、接種の10日後~約1ヶ月後がピ-クとなり、その後効果が薄まります。しかし、およそ1年くらい効果が続くようです。毎年接種することが望ましそうですね。
(2)うがい・手洗い+マスク着用
咳・くしゃみなどの飛沫感染を防ぐことができますし、一番手っ取り早いです。もちろん睡眠や栄養に心がけ、過労や不摂生をさけることが大切ですね。
(3)温度と湿度を適度に保つ
加湿器を用いて、室内の気温20度以上で湿度50%以上にすると、インフルエンザウィルスの生存率が3%程にまで落ち込むといわれています。飛沫核感染を防ぐためにも、室内の温度・湿度を保つことが大切になってきます。
加湿器以外に湿度を維持するものとして、洗濯物を部屋干しすることも有用です。
みなさんも、インフルエンザにかからないよう、早めの予防を徹底しておきましょう。
【関連記事】
今年のインフルエンザの特徴。2018年のa型やb型の傾向とは?
こちらは今年のインフルエンザの特徴を詳しくまとめている記事となっております。是非とも合わせてお読みいただき、つらいインフルエンザの予防にお役立ていただけたらと思います。
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