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雛人形の飾り方。関西と関東で並べ方の違いはなぜ?

3月3日はひな祭り。ひな祭りに雛人形を飾るご家庭もあるのではないでしょうか。この雛人形、どんな風に飾っていますか?

 

自分のしている事は普通で、みんなきっとそうだろう…と、ついつい勝手に思い込みがちですが、雛人形の飾り方に関西と関東とで違いがある事、ご存知ですか?

 

関西と関東、なにかと違いがある話は聞いていましたが、雛人形の飾り方まで違っていたなんて!そこで今日は、

●雛人形の飾り方。関東と関西の違いとは?
●違いが起こった由来、理由とは?
●雛人形の飾り方。関東と関西で正しい並べ方

 

といった内容で、ご紹介していきます!正しく飾って、楽しいひな祭りを過ごして下さい。

 

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雛人形の飾り方。関東と関西の違いとは?

並べるときにも、「あら?どっちだったかしら?」なんて事になりがちなお内裏様(殿)の位置。

 

実はここに大きな違いがあるのです!

 

一般的に知られている雛人形は、関東雛と呼ばるもので、向かって左にお内裏様(殿)が座っています。

 

これとは逆に、向かって右にお内裏様(殿)が座っているものが「京雛」と呼ばれる関西の雛人形なんだそうです。

 

 

更にはちょっと見た目だけでは分かりづらいものなのですが、雛人形のお顔にも違いがあるそうです。

 

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関東では目が大きく、口元が軽くほころんで、ふっくらと可愛らしいお顔の雛人形が好まれ、関西では、切れ長の目に鼻筋の通った高貴なお顔、いわゆる京美人の顔立ちのお人形が好まれるようです。

 

話だけ聞いても、ちょっと分かりづらいかと思いますが、実際に並んでいるものを見ると、なるほど!という感じに見えるんですよね。

 

特に鼻筋に注意してお人形のお顔を見ると違いが見分けやすいかも知れませんね。

 

顔の違いに関しては、ちょっとした好みの違いなのだと思いますが、「お内裏様(殿)の座る位置の違い」。これはどうして生まれたのでしょうか?

 

 

違いが起こった由来、理由とは?

日本では古くから、「左上座」といわれて、左側の上座に座る人が一番高貴な人という考えがありました。その考えからいうと、雛人形に向かって右側に、お内裏様が座っているのが正しいですよね?

 

…なのに関東では右にお内裏様が座っている!

 

その理由や由来については、諸説あるようですが、参考までに、一つご説明致しますね。

 

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関東雛の並び方には、大正天皇が深く関わっているようです。古くは関西にあった皇居ですが、明治天皇の時代には東京に移り、そんな中、ご即位された大正天皇。洋装の大正天皇は皇后陛下の右に立たれたそうなのです。

 

これは西洋の流れを受けて、国際儀礼である「右が上」という考え方が取り入れられた事から来ているそうで、そこから皇居のある東京を中心に、大正天皇のご即位時のスタイルが定番となり、今では全国に広がったのです。

 

 

大正天皇が皇后陛下の右という事で、向かって左にお内裏様の関東雛になった訳です。つまり関東雛の並び方は、新しいスタイルだという事ですね。

 

並べ方を調べると「古式」「新式」という言葉を目にしますが、「古式」が京雛の並び「新式」が関東雛の並びという訳です。

 

違いが起こった由来、理由とは?

 

雛人形の飾り方。関東と関西で正しい並べ方

京雛はお内裏様が右、関東雛はお内裏様が左。じゃあ、一体どっちの並べ方が正解なの?正しい並べ方って、どれ?…と、分からなくなってしまいますよね。そこで正しい並べ方についてご紹介します。

 

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雛人形の飾り方は、地域や時代により様々です。そのためか、これが正しい並べ方!というものはないそうなのですが、それでは答えになりませんので、

関西にお住まいの方は、京雛の並び方で飾る
関東にお住まいの方は、関東雛の並び方で飾る

…のがいいかと思います。

 

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古式は伝統ある飾り方だから古式がいい!とか、新式として新しく取り入れられたのだから、それにあわせた方がいい!とか、考え方は人それぞれですよね?

 

古くから伝わっているものは大事にしたいと思いますし、新しく取り入れられたものにも、柔軟に対応出来たらと思いますので、

 

知識として、

京雛お内裏様が
関東雛お内裏様が

という事を覚えた上で、お住まい地域にあわせた並べ方をするのがいいのかも知れません。

 

正しい並べ方は?

 

祖母、母、娘…と受け継いで

いかがでしたか?雛人形の並べ方一つをとっても、違いがあるのですね?

 

お内裏様の位置」という、違いとはしては小さいものかも知れませんが、一番上に飾られるお内裏様の位置が逆だというのは、パッと見た時に目立ちますし、印象にも残ります。

 

個人的な意見で恐縮ですが、古くから伝わっているものはずっと大事にしたいと思うのです。ですから、関東雛を飾られるみなさんも、京雛は並びが逆で、こんな理由で関東雛はこう並べるのよ。

 

…なんて、娘さんに教えてあげたりするといいかも知れませんね。雛人形に限らず、時代の流れと共に色々なものが少しずつ形を変えていくのだと思います。

 

【関連記事】

雛人形の飾り方。七段、五段、三段飾りの正しい並べ方とは?

 

そんな中、古いものを大事にしていく心を忘れないように、祖母、母、娘…と、知識として受け継いで行けたら素敵ですよね。

 

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