*

くる病とは?原因について。大人と子供の症状とは?治療法と薬

最近、乳幼児の間で「くる病」が増加傾向にあるようです。

 

この「くる病」は、栄養が慢性的に不足していた戦前や戦時中には珍しくない病気でしたが、戦後は栄養状態の改善によりほぼ発症することのない病気でした。

 

では、なぜ最近になって「くる病」が増えているのでしょう?今回は、

●くる病とは?大人と子供、赤ちゃんの症状は?
●くる病になる原因とは?
●検査方法と治療法。有効な薬はあるの?
●治療期間はどれくらいで治る?

 

「くる病」について、気になる情報をまとめています。是非参考にしてみてください。

 

SPONSORED LINK

 

くる病とは?大人と子供、赤ちゃんの症状は?

子どもが脚のO脚や背中の湾曲、骨の発育不良などを起こす病気を「くる病」と言います。

 

子供の「くる病」は、足の骨が曲がって変形が進むと、歩行困難になる場合もありますので早めの治療が必要です。

 

大人の場合は、「くる病」とは呼ばず「骨軟化症」と言います。男性より特に女性に発症者が多く、ダイエット中や閉経後の女性は発症リスクが高まります。

 

 

大人の「骨軟化症」は、初期段階は無症状の場合が多く、病状がある程度進行してから骨折や関節痛、腰痛などの症状が現れます。この他、筋力低下や脱力感も大人の「骨軟化症」の特徴的な症状です。

 

「くる病」になる赤ちゃんも増えています。赤ちゃんの場合の症状は、成長が遅い、頭がやわらかい(頭を押すとへこむ)、骨の変形などの症状が見られます。

 

くる病とは何か?原因について調べました。大人と子供の症状の違いとは?

 

くる病になる原因とは?

子どもや赤ちゃんに発症する「くる病」や大人に発症する「骨軟化症」は、主に“ビタミンD”の摂取不足が原因です。

 

ビタミンDは、骨にカルシウムなどを沈着する働きがあり、骨の成長には欠かせない栄養素です。

 

戦後は栄養状態の改善により、日本ではもう発症することのない病気として捉えられてきました。しかし、最近になり子どもの「くる病」が増えてきています。これは、何故なのでしょう?

 

010956

 

赤ちゃんや子どもの場合は、生後3カ月~6歳の骨の発育期に“ビタミンD”が不足すると「くる病」になるリスクが高まります

 

骨の発育に欠かせない“ビタミンD”が不足すると、発育中の骨にカルシウムが沈着することができず、骨が軟らかいまま成長することとなります。その為、骨の変形や脚のO脚、低成長などの障害が起こります。

 

この赤ちゃんや子どもの“ビタミンD”不足は、母乳育児の推奨子供の外遊びが少なくなったことに原因があるようです。

 

SPONSORED LINK

 

最近は、母乳育児が推奨されている風潮ですが、実は母乳には“ビタミンD”の成分がほとんど含まれていません。

 

どんなにカルシウムを母乳で摂取しても、骨に沈着させる為には“ビタミンD”の手助けが必要です。

 

赤ちゃんの骨の成長の為には、この“ビタミンD”が欠かせません。もちろん、母乳のみの栄養が悪いというわけではありませんのでご安心ください。

 

 

“ビタミンD”は、外で適度に日光を浴びることで体内に合成されます。離乳食もまだ食べられる時期ではない赤ちゃんの場合は、母乳と合わせて適度な日光浴が「くる病」の予防となります。

 

「くる病」予防のために、赤ちゃんだけでなく、大人や子どもも“ビタミンD”の摂取と適度に日光を浴びて体内のビタミンD欠乏を防ぎましょう。

 

rickets_002

 

検査方法と治療法。有効な薬はあるの?

子どもに「くる病」の疑いがないか、家庭でできる簡単なチェック方法をご紹介します。

 

子どもを立たせた状態で両方のカカトを合わせ、両ひざの間に3センチ以上隙間がある場合は「くる病」の可能性があります。早めに病院を受診して、かかりつけ医に相談しましょう。

 

病院で検査を受ける場合は、骨の異常がないか調べるX線検査と血中に含まれるカルシウムやビタミンDの成分量を調べる血液検査を行います。

 

それらの検査で「くる病」と診断を受けた場合は、その後の食事療法日光浴が基本的な治療法となります。

 

099132

 

医師が薬物療法も必要と診断すれば、“ビタミンD製剤”が処方されます。

 

「くる病」に有効な薬は、ビタミンD剤ですが、過剰摂取も他の病気を引き起こす原因となりますので、必ず、医師の診断のもと摂取するようにしましょう。

 

 

「くる病」は、ビタミンDの摂取や適度な日光を浴びることで症状は改善しますので、母乳のみで赤ちゃんを育てているお母さんは、適度に外に出て赤ちゃんにお日様の光を浴びさせることが大事です。

 

離乳食の時期には、卵や魚などビタミンDがたくさん含まれる食材をとるように心がけると良いですね。

 

 

治療期間はどれくらいで治る?

「くる病」は治る病気ですが、病気の発見が遅れると骨が変形したままなど後遺症を残す場合もあります。

 

また、骨の変形などは手術や低成長の場合が成長ホルモンの投与など、治療期間が通常より長引くこともありますので、早期発見して、なるべく早めに医療機関を受診しましょう。

 

「くる病」と診断され、手術など不要な場合でも食事療法やビタミンD剤摂取を続ける場合、症状により個人差はありますが完治までは2年ほどかかるようです。

 

rickets_004

 

いかがでしたでしょうか。

「くる病」は、赤ちゃんも子どもも大人も“ビタミンD”と“日光浴”不足が原因です。まずは、食生活を中心に見直しをして「くる病」を予防しましょう。

 

また、過度な日光浴は、日射病などの危険がありますので、1日10分程度を目安に適度な日光浴を心がけましょう。

 

【関連記事】

ヘルパンギーナの症状。大人は感染する?治療と食事。登園の目安

 

ヘルパンギーナ」という病気をご存知でしょうか?

上記記事ではヘルパンギーナについて詳しくまとめていますので、気になる方は是非とも合わせて読んでみてくださいね。

 

SPONSORED LINK

  おすすめトピック(広告含む)

関連記事

おせち料理の意味と由来まとめ。伊達巻、栗きんとん、その他は?

ふと気づけばもう今年はもうすぐ終わってしまいそう!その前に今年のおせちはどうしよう?どこで頼もう?…

記事を読む

入学祝いのお返しはするもの?品物は何が良い?のしについて

年が明け、春になると卒業、入学の季節ですね。みなさんのお子さんも入学式の準備に大忙しなのではないでし

記事を読む

五月人形の飾り方。いつから飾る?場所と方角。しまう時期とは?

もうすぐゴールデンウィークですね。この時期になると、昔は鯉のぼりが飾られているお家をちらほら見かけま

記事を読む

三春の滝桜2018年の見頃と開花状況は?地図住所とアクセス方法

いよいよ花見シーズンの到来ですね。春の楽しみとしては、最大のイベントといってもいいでしょう。そこで、

記事を読む

目の下のたるみの原因は?マッサージやエクササイズでたるみ取り

若く美しくありたいというのは、女性の願望ですよね。でも、年とともに気になってくるのが目の下のたるみ。

記事を読む

次のスーパームーンはいつ?2018年。現象と災害の関連性は?

『スーパームーン』なんだか名前を聞いただけでワクワク夢が広がる言葉ですね。このスーパームーンは、一体

記事を読む

秋の七草の覚え方は?おすすめの方法。種類と意味、由来について

春の七草は有名ですが、秋にも七草があるのをご存知でしたか?なんとなく知っていても、七草全てはわからな

記事を読む

浅草寺の初詣時間2019。参拝時間。混雑する時間帯は?

浅草寺といえば、言わずと知れた観光の名スポット。雷門が有名ですね。浅草寺は、東京都内最古のお寺です。

記事を読む

老け顔の男の特徴と原因は?似合う髪形など改善して若返りしよう!

最近は男性もお肌のお手入れをしたり、エステへ行ったりとずいぶん見た目に気を遣うようになってきましたね

記事を読む

つわりはいつから?悪阻の症状のピークはいつまで?時期と原因

新しく家族が増えるという事は、家族のみんなにとってとてもうれしい事。中でもお母さんにとっては、大変感

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑