*

溶連菌感染症で大人の症状。感染原因と治療法。仕事を休む期間

お子さんがかかるイメージの溶連菌感染症ですが、大人にも感染することご存知ですか?ただの風邪だと思っていたら、溶連菌感染症だったなんてこともあるんです。

 

そもそも溶連菌感染症ってどういう病気なんでしょう。今回は意外と知らない大人の溶連菌感染症について、お話ししようと思います。

 

●溶連菌感染症とは?感染経路について
●大人がかかる原因と症状。潜伏期間は?
●治療方法と薬について。自然治癒でも治る?
●溶連菌感染症で仕事を休む期間や目安は?

このテーマでお届けします。

 

SPONSORED LINK

 

溶連菌感染症とは?感染経路について

溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)にかかる患者は5歳から15歳の小児が最も多いのですが、年齢に関係なく感染する病気です。

 

溶連菌は正式にはA群溶血性レンサ球菌と呼ばれる細菌で、この細菌に感染することで発症します。

 

 

・・・と言っても、大人になると全ての人が発症するわけではなく、免疫力が弱っている時や疲れが溜まっている時に発症する可能性が高くなります

 

感染経路は飛沫感染経口感染で、インフルエンザのように予防接種などがないので、予防するにはマスクの着用や手洗いうがいをしっかり行うことが大切になります。

 

溶連菌感染症で大人の症状や感染原因と治療法について調べました。

 

家族の中に感染者が出てしまった場合には、食器やタオルなどを別にして同じものを使わないようにしましょう。

 

以下の動画では、医師が詳しく解説してくれます。

 

 

大人がかかる原因と症状。潜伏期間は?

小さなお子さんがいらっしゃる家では、お子さんからの感染が1番多いのではないでしょうか。

 

ただ、大人の場合は発症せずに終わることも多いので、感染したことに気付いていない方もたくさんいると思います。

 

発症する原因はやはり、免疫力の低下と言えるでしょう。睡眠不足が続いていたり、疲れが溜まっている時は要注意です。

 

SPONSORED LINK

 

大人がかかった場合の症状は、頭痛発熱喉の痛みという風邪と同じような症状が現れます。風邪かなと思っても、溶連菌感染症が流行している時期は早めに病院へ行って診断してもらいましょう。

 

風邪薬では溶連菌感染症は完治しません。

 

きちんと完治しないままにしていると、リウマチ熱や腎炎などの合併症を引き起こす恐れがあるので、自分で判断せずに病院で医師の診断を受けることが大切です。

 

潜伏期間は一般的に2~5日ほどです。潜伏期間が短いので、家族の中の1人が感染したら、次々に感染していくということもあります。

 

hemolytic_streptococcal_infection_003

 

治療方法と薬について。自然治癒でも治る?

溶連菌感染症は風邪とは違うので、市販の風邪薬では治りません。症状が少し治まったとしても、完治しているわけではなく菌はまだ体に残っているので、再発することもあります。

 

病院では抗生物質を処方されますが、症状が治まってきたからと言って途中で薬を飲むのをやめてしまうと、これも菌が残っているかもしれず再発する可能性があります。

 

医師から出された薬はきちんと飲みきることが大切です。

 

 

症状が軽い方の場合は、自然治癒することもあるそうです。ですが、完治するまでの期間も長くなりますので、その間に他の人へ感染させてしまう危険性もあります。

 

やはり、病院できちんと処方された薬を飲みきる方が良いですね。

 

hemolytic_streptococcal_infection_002

 

溶連菌感染症で仕事を休む期間や目安は?

ちょっと熱っぽいし喉も痛いけれど、頑張って仕事に行くと言う方も多いですよね。でも、溶連菌感染症にかかってしまったら、会社のみんなに移さない為にも仕事は休みましょう。

 

病院で溶連菌感染症と診断されたら、無理をせずに安静にして1日でも早く治すことが先決です。

 

処方された薬をきちんと飲めば2日程度で感染力は低下します。できれば、2、3日はお休みした方が良さそうですね。

 

 

忙しい時期だから…などと言って無理をして出勤しても、まわりの人に移してしまう方が迷惑をかけてしまいますよね。

 

いつくらいから出勤するのが良いかは、医師ともよく相談して下さいね。

 

hemolytic_streptococcal_infection_004

 

溶連菌感染症についてお届けしましたが、いかがでしたか。症状は風邪のようでも、きちんと治療をして完治しないと、合併症を引き起こす可能性のある病気です。

 

まず、マスクや手洗いうがいの徹底と、日頃の健康管理をきちんとして、免疫力が低下しないようにしましょうね。

 

【関連記事】

マイコプラズマ肺炎の症状。大人も感染、うつるの?治療期間と薬

 

マイコプラズマ肺炎」をご存知でしょうか?

溶連菌感染症同様、風邪に似た症状のこの病気について詳しくまとめていますので、気になる方は是非とも合わせて読んでみてください。

 

SPONSORED LINK

  おすすめトピック(広告含む)

関連記事

喪中の人に暑中見舞いは出せる?自分が喪中の時。書き方と文例

夏の季節のお便りである暑中見舞いですが、相手が喪中だったり、自分が喪中だったりした場合にはどうすれば

記事を読む

窓掃除を簡単に!ワイパーの使い方。新聞の利用方法。道具のおすすめ。

キレイに磨かれた窓っていいですよね。清々しい気分になります。   私はひどく汚してしま

記事を読む

残暑見舞いの時期とは?文例とビジネス書き方。暑中見舞いとの違い

残暑見舞いっていつ出せばいいのだろう?そもそも暑中見舞いでさえよくわからないのに、まして残暑見舞いな

記事を読む

出産手当金の申請。退職後にもらうには?扶養に入った場合と計算方法

出産手当金とは、出産で休業する場合の無給期間を支えるための制度で、加入している健康保険組合から支給さ

記事を読む

クリスマスデート東京プラン!昼から行くスポットとイルミネーション

東京都内でクリスマスデートをすることになったら、みなさんはどんな所に行きたくなりますか。ショッピング

記事を読む

赤ちゃんの脱水症状の症状とは?母乳だけでいいの?対処と予防

最近は電気料金の値上げに加えて、夏がどんどん暑くなっていますね。   大人でも注意しな

記事を読む

妊婦の花粉症でも薬は処方される?妊娠中のくしゃみや鼻づまり対策

今年も花粉症の季節がやってきます。いまや国民病とも言われるほど、多くの人が発症している花粉症。例年、

記事を読む

りんごの栄養とすごい効果!皮ごと食べる場合の農薬は?効能まとめ

実はあまりりんごは食べないんです。というのも、皮をむいたりするのが面倒だからです。お店では、どうして

記事を読む

雛人形の処分と供養の仕方。何歳まで飾る?片づける時期はいつ?

女の子のいるご家庭ではそろそろ、雛人形の準備をしている事と思います。   子供の健やか

記事を読む

足の臭いを消す方法。クサい原因とは?重層や酢で簡単ににおい対策

仕事を終えて家に帰り、靴を脱いだら自分の足からなにやら異臭が…。自分の足の臭いのきつさにうんざりした

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑