インフルエンザの予防接種の効果と有効期間。副作用と子供の間隔
毎年冬になると、インフルエンザの流行による学級閉鎖などのニュースを耳にしますね。
私もうちの子供たちも毎年インフルエンザの予防接種を受けていますが、予防接種を受けていてもインフルエンザに感染し、発熱することがあります。インフルエンザ予防接種は、本当に効果があるのでしょうか?
今回は、
●インフルエンザの予防接種。効果はあるの?
●ワクチンの効果が有効に持続する期間は?
●予防接種の副作用はどんな症状が出るの?
●子供・幼児の予防接種の間隔、回数は?
これらについてご紹介します。
インフルエンザの予防接種について、私が疑問に思ったことをまとめています。是非、参考にしてみてくださいね。
SPONSORED LINK
インフルエンザの予防接種。効果はあるの?
インフルエンザは、毎年12月~翌年3月にかけて流行し、インフルエンザの予防には、外出後のこまめな手洗いやうがいに加え、医療機関で予防接種を打っておくとより安心とされています。
毎年、私も子供たちと一緒に医療機関で予防接種を受けていますが、本当に効果があるのかはあまり実感したことがありません。
実際、インフルエンザの予防接種を受けた年にインフルエンザに感染したこともあり、1回の流行期間中に2回インフルエンザに感染したこともありました。
インフルエンザの予防接種には、どのような効果があるのでしょう?
調べてみたところ、インフルエンザの予防接種には、鼻や口の粘膜から侵入するウイルスを撃退する効果はないそうです。
予防接種は、インフルエンザウイルス感染後の発症を抑えることと重症化させないことが主な効果とのこと。つまり、インフルエンザ予防接種を受けておくと発病率は大きく下がり、万が一発症しても症状を緩和する効果が期待できます。
しかし、子供の“はしか”や“水ぼうそう”は、予防接種を必要回数接種していれば、ほぼ予防することができますが、インフルエンザはなぜワクチンを接種しても、100%予防ができないのでしょう?
これは、インフルエンザウイルスが毎年少しずつ変化していることに理由があります。その為、予防接種を受けていても、体内で作られた抗体がウイルスを排除できずに発症する場合があります。
また、インフルエンザウイルスには3つの型があります。日本での流行は、大半がA型とB型ウイルスです。1回の流行期に2回インフルエンザにかかる人は、A型とB型の別々のウイルスによる感染が考えられます。
ワクチンの効果が有効に持続する期間は?
では、インフルエンザワクチンの効果はどのくらい持続するのでしょうか?
インフルエンザのワクチンの持続効果は、個人差があります。子供や高齢者は、ウイルスの抗体ができにくいそうですが、通常は接種後2週間目から5カ月ほど効果が持続できます。
私も毎年、どのぐらいの時期に予防接種を打つべきか悩んでいましたが、ウイルスに対する抗体ができるまで2週間ほどかかるのであれば、流行期より前に予防接種をしておいた方が良いようですね。
SPONSORED LINK
予防接種の副作用はどんな症状が出るの?
インフルエンザの予防接種後に副作用がでることもあります。私は、注射を打った部分が赤く腫れあがりますが、2日ほど経過すると赤みも消えます。
私のような症状が出る人はわりと多いと思いますが、発熱や頭痛、吐き気などの症状を伴う人も珍しくないそうです。
また、非常に強いアレルギー症状であるアナフィラキシーショックや肝機能障害、ぜんそくなど命に関わる、重篤な症状を引き起こす場合もあります。
予防接種後、30分間は医師と連絡がとれる場所で安静に過ごし、予防接種後に万が一起こった場合の副作用に備えておくことが大事です。
しかし、このような命に関わる重篤な症状はほとんど起こりませんので、過剰に心配する必要はありません。不安のある場合は、かかりつけの医師に相談してみましょう。
子供・幼児の予防接種の間隔、回数は?
子供・幼児の場合は、大人の接種回数とは異なります。
13歳未満のお子さんのインフルエンザ予防接種は2回、13歳以上のお子さんは1回または2回の接種となります。
1回の費用は、病院により価格が異なりますので、接種を受けようとする医療機関に直接問い合わせてみると良いでしょう。
また、予防接種の効果は2回接種する場合は、2回目終了後から2週間後に効果が現れると考えましょう。
12月中旬頃からインフルエンザが流行すると考えると、13歳未満のお子さんの場合は11月初旬に1回目を打ち、11月下旬ごろに2回目を打つと良いでしょう。
予防接種を2回打つ場合、間の間隔は3週間以上あけた方がより効果を高められるそうです。
13歳以上のお子さんは、基本的には1回の接種で大丈夫ですが、希望により2回接種することもできます。
いかがでしたでしょうか。インフルエンザの予防接種を受けておけば、インフルエンザが防げるわけではありませんが、万が一インフルエンザに感染した場合の症状の緩和には有効です。
また、インフルエンザウイルスは、毎年型が変異します。昨年、予防接種を受けたから、今年は受けなくても大丈夫というわけにはいきません。
その年に生産されたワクチンを、毎年接種することが大事です。もちろん、予防接種に加え、うがいと手洗いがインフルエンザ対策には効果的です。
【関連記事】
インフルエンザの予防接種の料金2018。東京や大阪で違いはなぜ?
こちらの記事では、今年のインフルエンザ予防接種の料金について詳しくまとめていますので、是非とも合わせて読んでみてくださいね。
SPONSORED LINK
おすすめトピック(広告含む)
関連記事
-
歓迎会の挨拶は何をしゃべる?転勤や異動、転職でのスピーチ例文
送別会の後は歓迎会。 自分が歓迎される側の方は、スピーチの事も心配な時期ではないで
-
初詣に行く東京の縁結び神社。恋愛力がupするご利益神社は?
来年こそは良い縁を!と意気込みを新たにされている方も、現在の縁をより深いものにしたいと望まれている方
-
熱中症の対策と予防法。食べ物や牛乳。飲料で子供や赤ちゃんを守る
夏が近づくと気になるのが熱中症ですが、しっかりと対策は取れているでしょうか。この熱中症、まだ記憶に新
-
勤労感謝の日2018。意味と由来。英語なら?プレゼントおすすめ
毎年11月23日は勤労感謝の日であることはみなさんもご存知のはずですね。国民の祝日ですから、小さき時
-
老け顔の男の特徴と原因は?似合う髪形など改善して若返りしよう!
最近は男性もお肌のお手入れをしたり、エステへ行ったりとずいぶん見た目に気を遣うようになってきましたね
-
勝毎花火大会2018。場所取りのコツと穴場スポットは?体験談あり
夏と言えば、あなたが連想するものはなんですか?キャンプ、アクティビティ、レジャー、旅行など、想像した
-
初詣にお参りしたい京都の縁結び神社。恋愛力を上げるお寺は?
今年もあとわずかですね。初詣にどこへ行くかもう決まりましたか?良縁成就を祈願するなら、何と言っても京
-
豆腐の賞味期限切れは何日まで食べられる?未開封はいつまで大丈夫か?
パックのお豆腐はついつい買い置きしてしまいます。なるべく使おうと思いながらも、気づいたら賞味期限が過
-
2018年の花粉症の時期。ピークはいつから?種類別の時期まとめ
今年もやってきました!憎いアイツが大群で襲ってくるこの時期が!!アイツが誰かと聞かれたら、この時期辛
-
雛人形の飾り方。関西と関東で並べ方の違いはなぜ?
3月3日はひな祭り。ひな祭りに雛人形を飾るご家庭もあるのではないでしょうか。この雛人形、どんな風に飾