みかん食べ過ぎは太る?幼児や妊娠中は?手が黄色くなる理由。
気づくと家の中にみかんの箱が一箱、どーんと置かれている子供の頃から目にしていた、年末の風景。そのせいか、やっぱり冬はみかんだよね!…と思うのです。
私だけ?と思いきや、そうでもないようで、こたつにみかんは、日本の冬の風物詩ですよね。
そんな私達日本人の冬に欠かせないみかんですが、食べ過ぎると手が黄色くなる!なんて事、ありませんか?
●みかんで手が黄色くなる理由は?
●食べ過ぎると体に良くないの?
●幼児や妊婦への影響は?
●みかんに限らず、「食べ過ぎ」には十分注意
そこで今日は、どうして黄色くなるのか?食べ過ぎると体に良くないのか?…などなど、みかんに関する気になる事を調べてみたいと思います。
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みかんで手が黄色くなる理由は?
美味しいみかん、テレビを見ながらこたつで食べていると、気づくと5つも6つも食べてしまっていて。何気なく手をみると、黄色くなっていた!…なんて事、皆さん経験あるのではないでしょうか?
経験をした事はあるものの「じゃあ、なんで黄色くなるの?」という理由って、意外と知られていないですよね?
黄色くしている犯人、それはみかんの色素「カロテノイド」です。
特に、カロテノイドの一種「β(ベータ)クリプトキサンチン」が、みかんに豊富に含まれている事が主な原因。
βクリプトキサンチンは、ニンジンやトマトに含まれるβカロチンやリコピンなどの色素とは構造が違い、血液に入ると脂肪酸とくっつき、最終的に脂肪細胞にたまる性質を持つ為、食べる量がわずかでも、脂肪にたまりやすく、いっぱい食べれば食べるほど色素がたまる仕組みなのです。
その仕組により、5つ6つと食べてしまうと、すぐに手に色素がたまってしまい、手が黄色く見えると言う訳なんですね。
中には黄色くなった事で、「黄疸」と思って病院に行かれる方もいるそうです。「えっ!?これって黄疸なの?」と思った方は、まず鏡を見て下さい。
鏡に向かってあかんべーってしてみると、眼球の白い部分が見えますよね?そこが黄色くなっていますか?
黄色くなっていなければ、黄疸の心配はありませんので、安心してみかんを食べてください!
食べ過ぎると体に良くないの?
黄疸じゃないから、安心してみかんを食べてください…なんて話しましたが、じゃあ、美味しいからって沢山食べてしまった場合、食べ過ぎになっても問題ないのか?それも気になる所ですよね?
昔から、「過ぎたるは及ばざるが如し」といいます。なんでも「過ぎる」のは良くないかも知れませんよね?
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では、みかんの食べ過ぎはどうなのでしょうか?
βカロチンというものがみかんに含まれているようなのですが、これって、過剰に摂取すると、発がん性を高めてしまうものなんだとか。
「えーっ!一日に10個くらい軽く食べてたけど、これって大変なの?」発がん性を高めるなんて言われると、驚く方も多いですよね?
でも、安心してください。例えばみかんだけで、発がん性を高めてしまう程の量のβカロチンを摂取しようと思った場合、なんと、120個もの数を一日に食べないといけないそうです。
これって、みかん大好きで食べると止まらない!という方でも、なかなか一日に食べるのは厳しい量じゃありませんか?
と言う事で、発がん性が…っていう心配は必要ないですね。
ですが、みかんは体温を下げやすい食べ物ですので、胃腸を冷やす事があるそうです。
自分は少しお腹が弱いかも?という心当たりのある方は、下痢になりやすいなど、多少影響があるようですので、そういう方は、みかんは控えめに食べてください。
幼児や妊婦への影響は?
美味しいみかん、では妊婦さんや幼児が食べる場合、何か影響があったりするのか?
身近に妊婦さんがいる…または自分が妊娠中の方、そして小さいお子さんの居る方は、気になる所ですよね?
小さいお子さんの場合
幼児や高齢者に多く見られるのが、みかんの食べ過ぎてお腹をこわすという症状のようです。
先ほども少し触れましたが、みかんは体温を下げやすい食べ物ですので、胃腸が弱い幼児や高齢者の方は、食べ過ぎてしまうと、下痢などの症状を引き起こす原因となるようです。
妊婦さんへの影響
これはみかんに含まれるβカロチンを過剰に摂取することで、お腹のお子さんの耳の形態異常が増えるリスクがある…と言われています。
ですが、βカロチン自体は、妊娠中でも必要な栄養素。つまりは過剰に摂取する事が良くないという事です。
幼児にしても、妊婦さんにしても、過ぎたるは及ばざるが如しという事で、過剰に摂取に注意して食べて頂けば、安心してみかんを美味しく食べて頂いて問題ナイようですね。
みかんに限らず、「食べ過ぎ」には十分注意
日本の冬に欠かせないみかん。意外な落とし穴があるのか?と心配しましたが、やはりいいものでも過剰摂取はよくない…という事ですよね。過ぎたるは及ばざるが如しで、何事も程々が大事!
美味しく食べて元気に過ごす為にも、みかんに限らず、「食べ過ぎ」には十分注意して、美味しく頂いてくださいね。
【関連記事】
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また食べ過ぎの項目で、「発がん性が高くなる」とお話しましたが、みかんに含まれるβクリプトキサンチンは、動物実験でがんの抑制効果が認められ、注目が集まっている色素のようですので、
今後色々と研究が進んだら、上手に摂取する事で、逆にがんを抑制してくれる食べ物になるかも知れませんね!
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