汗かきの改善、治す方法は?ツボや漢方、運動で顔や頭の汗対策
以前にこちらの記事、汗かきの原因は?顔や頭、子供の汗っかき。病気で多汗症の疑い?で汗かきの原因について書きましたが、今回はその解決方法についてまとめました。
●汗かきを改善とするツボ
●漢方で体質改善できるのか?
●運動やトレーニングで治すには?
●その他の汗っかき対策
今のうちに対策をして、これからの季節を快適に過ごしましょう。ぜひ、参考にして下さいね。
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汗かきを改善とするツボとは?
人間の身体には様々なツボがありますが、実は汗を止めるツボもあるんです。まず、とっさの時も簡単に押せるところから。
合谷(ごうこく)
身体の水分量を調節してくれるツボです。身体の熱も調節してくれます。
人差し指と親指の骨を、手首の方向に向かって指でなぞってみてください。この2つの骨が合流した地点から、少し人差し指よりに上がったところにツボがあります。
その周辺を押してみて、にぶい痛みを感じる場所が合谷です。ちょっとくぼんでいます。
ちなみにこの合谷、「万能のツボ」と言われていて、汗対策以外にも視力や眼病、頭痛、肩こり、お通じなどにも効くと言われています。普段から押していると、体調よく過ごせるかもしれません。
後谿(こうけい)
身体の熱を鎮めてくれるツボです。手をグーでにぎって、小指の付け根あたりにピョコっと飛び出る部分があります。そこをぐーっと押しましょう。
<合谷の簡単探しかた>
漢方で体質改善できる?
東洋医学の漢方を使って体質を改善するという方法もあります。
西洋医学の医薬品と違って即効性はありませんし効果も個人差がありますが、徐々に体質を改善していくため、副作用の心配も低いと言われています。
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五苓散(ごれいさん)
体内の水分の循環をよくし、無駄な水分を身体から排出します。
桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)
体の熱を発散し、汗を調節します。
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
多汗症の漢方薬としてよく使われている漢方で、多汗・むくみのある方に効果があります。
漢方は薬局やインターネットでも購入できますが、体質や体調によってその人に適した漢方というのは変わってきます。自己判断で適切な漢方を選ぶのは非常に難しいので、病院に行って医師の判断を仰いだ方がよいでしょう。
こちらから漢方に詳しい医療機関を探すことができます。
参考サイト:漢方のお医者さん探し
運動やトレーニングで治すには?
太っていて汗っかきならば、運動することで改善ができるかもしれません。
前回の記事でも書きましたが、太っているとその脂肪が断熱材となって、身体の熱を発散できなくなって、熱をさますために大量の汗をかいてしまうのです。
なので、運動して脂肪という断熱材を減らすことで、熱放出をスムーズにして汗をかきにくくすることが可能です。
ウォーキングや軽いジョギングを1日30分程度やってみましょう。少量の運動でかまいません。毎日続けることが大切です。
また、以下の動画のような自宅でできる有酸素運動を少しずつ続けていくのも良いと思います。
その他の汗っかき対策とは?
どれもこれも試してみたけどイマイチという方には、オドレミンという塗り薬があります。
オドレミンは塩化アルミニウム液のことで、簡単にいうと、汗を出す汗腺の穴をふさいでしまって、物理的に汗を止める作用があります。
粘膜や傷口には塗ることができません。
参考サイト:オドレミンとは~効果や使い方、販売店について~
あと、舞妓さんが実行している半側発汗という方法。
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これは腋より下の胴回りを圧迫すると、圧迫箇所よりも上の部分は汗をかかないというものです。上半身でかくはずだった汗は、圧迫部位よりも下で発汗されます。ぜひ、気になる方は使ってみて下さい。
今回ご紹介いたしました各種汗かきの改善方法を実践したりしても、一向に改善されず、病気を疑ってお悩みの方は、是非こちらの記事もお読みになってみてくださいね。
【関連記事】
汗かきの原因は?顔や頭、子供の汗っかき。病気で多汗症の疑い?
本来、汗をかくことは代謝を促し気持ちの良いものです。病気が原因の汗かきでない限り、少しずつ改善しつつ清潔にケアしていけると良いですね。
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