*

貧血の原因とは?男性と女性、高齢者が貧血になる理由、原因は?

わたし貧血気味で…」というと、儚げな印象を持ったり、守ってあげたくなったりますが、実は当の本人は結構つらいんですよね、貧血。

 

子供たちも一時期貧血気味で、学校で保健室に運ばれたりしていたので、心配していた時期もありました。

 

幸い今は落ち着いていますが、実は貧血で悩んでいるのは子供だけでなく、大人・高齢者にも多いというのはご存知でしたでしょうか。そこで今日は、大人の貧血についてまとめてみました。

 

●女性の20%が貧血患者!貧血の原因とは?
●要注意!男性の貧血の原因とは?
●高齢者の貧血の原因とは?

 

こんなテーマでお届けしますので、貧血でお悩みの方々は是非とも最後まで読んでみてくださいね。

 

SPONSORED LINK

 

女性の20%が貧血患者!貧血の原因とは?

女性の5人に1人は貧血持ちと言われています。

 

女性の貧血患者の多くは、生理や子宮筋腫・子宮内膜症などの婦人科系の病気で出血量が多くなり、その結果体内の鉄分が不足してしまう、鉄欠乏性貧血が原因と言われています。

 

そもそも貧血とは何かというと、血液の赤血球の中にある、ヘモグロビンが減少することにより起こる症状です。

 

 

このヘモグロビンは身体中に酸素を運ぶ役割を果たしているため、これが減少すると身体が「酸欠」状態となって、様々な症状を引き起こしてしまうのです。

 

代表的な症状としては、めまい、たちくらみ、動悸、息切れ、倦怠感、だるさ、肩こりなどですが、これらの症状って結構「疲れてるからかな」とか「気のせい」とか軽く考えてしまうんですよね。

 

でも深刻になってくると生理不順を引き起こし、不妊の原因になることもあるので大変注意が必要です。

 

anemia_005

 

そして、生理や婦人科系の病気の他にも、貧血の原因になるものがあります。それは食習慣。偏食や過度なダイエットで、貧血になってしまうケースも多いと言われています。

 

また、赤ちゃんを母乳で育てている女性も、母乳に鉄分が奪われてしまうため貧血になりやすいです。

 

他にも再生不良性貧血や溶血性貧血といった原因もありますが、こちらはより深刻なケースなので、日常生活に支障をきたすようであれば、一度医療機関に受診して医師の診断を仰いだ方がよいでしょう。

 

anemia_006

 

要注意!男性の貧血の原因とは?

女性に比べて、男性は貧血にならなそうだなと思ってしまいがちですが、実は男性でも貧血になる人は多く、しかも、その原因は鉄欠乏性貧血ではないことが多いのはご存知でしょうか?

 

当然のことですが、男性は女性と違い生理や婦人科系の病気とは無縁です。

 

では何故、貧血になるのかというと、それ以外のところで、出血している可能性が高いからということになります。

 

SPONSORED LINK

 

そしてその多くは、胃・十二指腸潰瘍、胃ガン、大腸ポリープ、大腸ガンを患っていて内出血を起こしている可能性が高いのです。

 

貧血症状が酷いので病院に行ったらガンが判明したというケースも少なくないそうで、たかが貧血と侮っていると大変なことになります。

 

anemia_002

 

高齢者の貧血の原因とは?

高齢者の貧血も実はとても多いと言われています。しかもその過半数は、消化器官の悪性腫瘍で起こる内出血が原因といわれています。

 

それ以外の原因のほとんどが、感染症、膠原病、悪性疾患、腎疾患、肝疾患、内分泌疾患などの血液疾患以外の病気が原因で起こる二次性貧血といわれています。

 

anemia_004

 

高齢者の貧血で気をつけたいのが、「自覚症状がない」ということです。

 

普通だったら立っていられないような重度の貧血でも平然としている場合が多いため、それ以外の部分で貧血を見逃さないように注意するのが大切です。

 

ポイントとしては、消化器官で出血していないかどうかを便の色で確認する、医療機関で血液検査をおこなうことです。

 

anemia_005

 

いかがでしたでしょうか。 今回は貧血の症状と原因について書きましたが、以下の記事で対処法や対策をまとめましたので、あわせて読んでいただけると幸いです。

 

【関連記事】

貧血の対処法。応急処置は?食べ物やサプリメントで貧血の対策

 

貧血は、ご自分のその症状や原因を知ることで、より適切な対処法や対策がとれると思いますし、きちんと治療をすれば治ります。貧血持ちだから・・・と放っておかずに、不安な方は医師の診断を受けましょうね。

 

SPONSORED LINK

  おすすめトピック(広告含む)

関連記事

加湿器の効果とは?肌や喉の影響。風邪予防に効く?範囲と置き場所

冬が近づくと気になるのが空気の乾燥ですよね。肌もカサカサしてつっぱるし、湿度が下がってインフルエンザ

記事を読む

赤ちゃんの下痢の原因。乳児の下痢が続く場合の食事、離乳食は?

赤ちゃんの便は、母乳やミルクなどがメインの食事ですから、緩いのは当然ですし、生後間もない時は回数も多

記事を読む

夏風邪の症状と治し方。高熱の原因は?長引く風邪を早く治す方法

夏風邪は馬鹿がひく!という話、聞いたことは無いですか?これって、夏風邪をひくのは体調管理の出来ないお

記事を読む

柿の栄養効果とカロリー。便秘の原因とは?皮ごと食べるのは平気?

秋といえば、食べ物がおいしい季節ですね。新米、さつまいも、かぼちゃ、栗、りんご、梨、柿、ぶどう、さん

記事を読む

赤ちゃん、子供の紫外線対策。新生児、乳児を日焼けから肌を守ろう

平成10年7月より、母子手帳から「日光浴」を推奨する言葉が削除されているのをご存知でしょうか。 &

記事を読む

正月太りを解消する!今すぐダイエットに効く食事・運動・ストレッチ

みなさん、楽しいお正月休みを過ごされた事と思います。楽しい年末年始を過ごした後、ふと気が付くと体が重

記事を読む

溶連菌感染症で大人の症状。感染原因と治療法。仕事を休む期間

お子さんがかかるイメージの溶連菌感染症ですが、大人にも感染することご存知ですか?ただの風邪だと思って

記事を読む

過呼吸の原因と症状。パニック障害との違い。対処、処置方法は?

極度の緊張や不安、また、精神的なショックを受けた時に呼吸が浅く速くなり、死を感じるほど息苦しくなる過

記事を読む

さつまいもの栄養とカロリー。皮も食べるほうが良い?妊婦への効果

ホクホクあま~いさつまいも。美味しいですよね~。お料理にもお菓子にも、我が家では1年中大活躍のお芋で

記事を読む

ネギの栄養とすごい効能!白と緑の部分で違う?食べ過ぎは体に悪い?

日本人になじみの深いネギ。脇役なイメージですが、色々な料理の引き立て役として昔から使われて来ました。

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑