年賀状の書き方。先生や目上の方への文例。挨拶文や一言添え書き
いよいよ今年も年賀状の季節がやって参りました。でも残念なことに、特に若い方の年賀状離れがすすんでいるそうですね。メール、SNS等で簡単に年頭のご挨拶が出来てしまいますので、無理もないかもしれません。
でもでも、時にはお世話になった先生や恩師の方々へ、日本のよき伝統文化ともいえる葉書きの賀状を書いてみるのも良いのではないでしょうか?
目上の方への文例、書き方、挨拶の仕方などに注意して書いてみてください。先生も、きっと喜ばれると思いますよ。そこで、今回は
●中学生・高校生の生徒から先生への年賀状の文例
●恩師への年賀状の書き方。ご無沙汰の場合は?
●目上の方への挨拶文。一言添え書きするのなら?
●年賀状の書き方、先生・目上の方へ文例まとめ。
などについて、まとめてみました。年賀状書いてみようかな?と思った皆さんの参考になれば嬉しいです。
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中学生・高校生の生徒から先生への年賀状の文例
手紙と同様に、年賀状にも少しルールが有ります。あまり堅苦しく考えなくてもOKですが、知っていると今後もちょっと得するかも知れませんよ。
まず、賀詞(新年の挨拶のこと)です。
寿、賀正、謹賀新年、迎春、恭賀新年、など色々ありあます。1文字の物や2文字の物は友人や年下の人にはOKですが、目上の方々には失礼にあたります。先生は目上の方ですので、4文字の物が良いと思います。
また、新年おめでとうございますや、新春のお慶びを申し上げますと言った文章の賀詞は、相手を選ばず使えるんですよ。
Happy New Yearなどは年上の方には失礼にあたります。賀正と書いたのに、またあけましておめでとうと、賀詞を繰り返すのもタブーです。
次に、昨年(または旧年)お世話になったことへの御礼を書きます。
去は、去るという忌み言葉ですので、去年は使いません。
他にも、滅びる、失う、絶える、のような縁起の悪い表現は避けましょう。
次は、新しい年のお付き合いをお願いしたり、相手の幸せを祈る言葉などを書きます。
最後に、平成○年元旦と年号を入れます。平成○年一月元旦としないように気を付けてくださいね。
【例文】
あけましておめでとうございます
昨年はお世話になりありがとうございました
今年も勉強頑張ります
よろしくお願いします
平成二八年元旦
お気付きですか?そうなんです。年賀状では、句読点はタブーです。修正テープや、横棒で訂正などもやめましょう。宛名の修正もタブーです。
間違えてしまったら、ショックですが、潔く書き直しましょう。(*お年玉付き年賀状の書き損じは交換できます。)
恩師への年賀状の書き方。ご無沙汰の場合は?
年賀状のルールについてはお話しました。では、少しご無沙汰してしまった先生への年賀状の書き方について、具体的に書いてみることにします。
【例文】
謹んで新春のご祝詞を申し上げます
すっかりご無沙汰申してしまい申し訳ありません
先生にはおかわりございませんか
今年もさらに前進と飛躍に向け挑戦いたします
よろしくご指導のほどお願い申し上げます
平成○年元旦
できたら、縦書きが良いかなと思います。
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目上の方への挨拶文。一言添え書きするのなら?
印刷の年賀状でも、手書きの添え書きが有ると、ちょっと嬉しいですね。
でも、書く方は気を遣います。友人や、同僚へは「元気?」とか「またご飯いこうね」とかで済みますが、目上の方々へは、つい筆が進まず後回しになってしまいます。
良く見かける言葉ですが、これならまあ安心というところで、書き出してみます。
職場の上司の場合
・今年は入社二年目に入ります昨年のご指導を生かせるよう頑張ります
・いつも親身なご指導ありがとうございます
・未熟ではございますが今年もご指導よろしくお願いします
親族の場合
・みなさまにとってさらに幸多き年になりますようお祈り申し上げます
・またお会い出来る日を楽しみにしています
・くれぐれもご自愛ください
・お身体を大事になさってください
年賀状の書き方、先生・目上の方へ文例まとめ。
さて、一通りポイントをお話してきました。本来は、松の内(1/7)までに届けば失礼にはなりませんが、目上の方へはなるべく元旦に。遅くとも1月3日までには届くようにしたいです。
それから、あまり小さな文字は避けましょう(老眼などに配慮)
来年は「亥年」いのしし年ですね。画像を選んだり、干支の由来を調べるのも結構面白いかも!年賀状は、一年の始まりの大切なご挨拶状です。あなたの礼儀正しさや、きらり光るセンスを見て頂くチャンスかもしれませんね。
【関連記事】
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では、最後まで読んでくださった皆様へ、感謝と、ご健康、お幸せをお祈り申し上げたいと思います。
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