ネギの栄養とすごい効能!白と緑の部分で違う?食べ過ぎは体に悪い?
日本人になじみの深いネギ。脇役なイメージですが、色々な料理の引き立て役として昔から使われて来ました。お蕎麦の薬味に、お鍋のお供に、麻婆豆腐にも、焼き鳥、ネギトロ丼・・・他にもたくさんありますね!
緑色の部分を切ると、トロ~とした透明なゼリー状の物体が詰まっていることがあります。気持ち悪いからと捨ててしまいそうなあの物体の正体は・・・水に溶け出した旨み成分だったのです‼
体に良い部分を捨ててしまうのは勿体ない!!根っこを切り落としたら、あとは全部食べられるねぎ。たくさんの栄養素が凝縮されているに違いありません!
●ネギの栄養価と栄養成分。白と緑の部分で違う?
●ネギの健康効果と効能。ダイエットにも効果あり?
●食べ過ぎによる弊害は?生で1本は食べ過ぎ?
●ネギの栄養は妊婦さんにも有効?注意点はある?
今日は、ネギの栄養や得られる効果について調べてみたので、ぜひ参考にして下さい!
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ネギの栄養価と栄養成分。白と緑の部分で違う?
地域によって、消費されるネギの種類に違いがあるようです。
東日本(関東、東北、北海道など)では、ネギの白い部分を、西日本では緑の部分を特に使うようです。確かに、私の住む東北地方では、白い部分を積極的に使いますね!
緑の部分には、カロテンという成分が多く含まれています。カロテンとは、酸化を抑え、老化の防止に効果がある物質です。
また、ビタミンK、ビタミンC、カリウム、カルシウムなどたくさんの栄養素が含まれています。
■ビタミンK:骨を作るために必要な物質で、血液を固まりやすくする作用があります。
■ビタミンC:体を酸化から守ります。
■カリウム:代謝を上げてくれます。また、高血圧の予防にも効果的です。
■カルシウム:骨や歯を作るのに、とても大事な物質です。
■葉酸:正常な細胞をどんどん増やす機能を助けてくれます。
白い部分いには、カリウムやカルシウム、葉酸などが多く含まれます。緑の部分に特に多くの栄養素が集中しているという訳ですね!
ネギの健康効果と効能。ダイエットにも効果あり?
ネギは、昔から風邪の予防や回復の手助けをしてくれると言われています。ネギを火であぶり、ガーゼなどに巻いて首に当てると良いという話を聞きます。これは、どうしてなのでしょうか?
切ったネギからは、『アリシン』という物質が出てきます。このアリシンは、免疫力を高める、代謝を上げるなどの作用があります。そのため、ネギを首に巻くことで、アリシンが鼻から体内に入り、風邪を回復に向かわせるという訳です。
私の母がよく、風邪を引くと『ネギ味噌』なるものを作ってくれました。ネギをみじん切りにし、唐辛子、すりおろしたにんにくと生姜、そして味噌をお湯で溶いたものです。
これを飲むと体が温まり、すぐに布団の中へ。翌日にはすっかり元気になっていましたね!子供が風邪を引くと、私もネギ味噌を作って飲ませていますよ!
アリシンですが、ビタミンB1を吸収しやすく代謝をUPさせてくれます。ビタミンB1を多く含むものには、豚肉、うなぎ、ハム、穀類、豆類などがあります。
動物性脂肪のものを食べ、それを吸収し代謝をUPさせてくれる。まさにダイエットにはもってこいの野菜という訳です!
さらに、緑の部分にはカロテンとビタミンCが豊富に含まれ、抗酸化作用そして、老化防止に期待できますから、美容と健康に効果大!なのです!!
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食べ過ぎによる弊害は?生で1本は食べ過ぎ?
こんなに良い所がたくさんの『ネギ』ですから、い~っぱい食べてもっと元気になりたい!と思ってしまいますよね?でも、食べ過ぎると…
ネギに含まれるアリシンは、辛み成分です。体に良い所がたくさんですが、一方で、胃の粘膜を荒れさせてしまうため、食べ過ぎも良くありません。
生で食べるのでしたら、一日2/1本、加熱するなら1~2本程度が良いかと思います。加熱すると、アリシンから甘みが出てくるので、生よりも食べやすくなりますね。
ネギの栄養は妊婦さんにも有効?注意点はある?
妊婦さんは、お腹の赤ちゃんのためにたくさんの栄養を摂る必要があります。ネギにはたくさんの栄養素が含まれていますから、妊婦さんも意識して食べると赤ちゃんにも良いですよね!
ネギには、葉酸も多く含まれています。赤ちゃんの細胞を作るのに欠かせない栄養分、それが『葉酸』です。
私が妊娠中、ベビー用品のカタログを取り寄せると、必ずと言って良い程、葉酸のサプリメントの広告が同封されていました。私はサプリメントには一切頼らず、野菜から摂取するよう心掛けていました。
赤ちゃんに良い!と聞くと、食べて少しでも栄養になればいいな♪と思いますよね。
【関連記事】
そら豆の栄養成分。薄皮にも栄養はある?枝豆と比べるとどっちが上?
ネギには辛み成分であるアリシンが、つわりの時などには刺激になることもあります。また、胃の粘膜が荒れてしまうこともあるので、体調のすぐれない時期などは、熱を加えて食べるなど工夫してみると良いですね。
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