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手足口病は大人も感染する?症状と治療方法。出勤・出社はOK?

梅雨時期になると流行りだす夏風邪。特に「手足口病」「ヘルパンギーナ」「咽頭結膜熱(プール熱)」、この3つは「夏かぜトリオ」といわれています。

 

中でも今年は「手足口病」が流行りつつあるようです。

 

子どもがかかる病気というイメージが強いですが、感染力の強さを見ると、お子さんをお持ちのご家庭では、大人にもうつるのかどうか気になる方もいらっしゃるかもしれませんね。そこで、今回は、

 

●大人も感染するの?感染経路は?
●感染した場合、大人・成人の症状とは?
●手足口病の治療方法と期間は?
●仕事はできる?会社へ出勤してもいいか?

 

といった内容で、今流行っている「手足口病」について大人のケースをまとめていきたいと思いますので、是非とも予防や対処の参考にしてみてくださいね。

 

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大人も感染するの?感染経路は?

2011年にも大流行した「手足口病」ですが、2015年もこの時期流行りつつあるようです。一般的に、5歳以下の乳幼児が患者の90%を占めるの病気なのですが、大人に感染することはないのか気になりますよね。

 

実際には、大人は子どもに比べ抵抗力があるので、ほとんどうつらないと言われています。

 

ただし、疲れが溜まっていたり、体調不良など抵抗力が弱い時、また妊婦の人は「まれ」にですが、感染することがあるといわれています。

 

その確率は0.6%程度と確率は低いのですが、大人がもしかかってしまった場合、症状は重く出ることが多いと言われているので、やはり気をつけたいですね。

 

手足口病は大人も感染するのか?また症状と治療方法について調べました。

 

「手足口病」はどうやって感染していくのでしょうか。感染経路をしっかり理解して、予防や感染拡大を防げるようにしたいですね。

 

<感染経路>

●飛沫感染・・・くしゃみ、咳が飛び散り、口からウィルスが入ることで感染
●接触感染・・・患部にふれる、タオルの共用などした手で目や口を触ることで感染
●糞口感染・・・糞便から排出されたウイルスが手につき、口などを触ることで感染

 

一般的な風邪と同様、手洗い、うがいをしっかりすること。また、タオルや食器などは患者と同じモノを使わないことが大切なようです。

 

 

そして、これらの標準的な対策に加えて、気をつけたいのが、糞口感染です。

 

オムツをしている子供がかかった場合はウィルスが潜んでいるので、使い捨て手袋マスクを着用、うんちの処理もビニール袋で密閉すると感染を防ぐことができます。

 

便の中にウイルスが排出される期間は、症状が消失した後も2〜4週間続くそうなので、注意が必要ですね。

 

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感染した場合、大人・成人の症状とは?

子どもが「手足口病」になった場合、低い確率とはいえ、大人もうつる場合があります。大人が「手足口病」になるとどのような症状になるのでしょうか。気になりますね。

 

<手足口病の一般的な症状>

・食欲不振
・喉の痛み
・手足、足底に水疱ができる
・口内炎
・発熱
・嘔吐
・頭痛

 

子どもと症状は似ていますが、大人の場合は、水疱状の湿疹が大きくなったり、高熱が続くこともあるようです。

 

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また、子どもの場合は口内の痛みは強いですが、手足の発疹はかゆみ痛みが少ない傾向があるのに対して、大人は発疹の痛みが強く出る場合が多いようです。

 

うつらないだろうと油断せず、子どもがかかったときは、しっかり予防したいですね。

 

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手足口病の治療方法と期間は?

【治療方法】

残念ながら、手足口病には有効な薬がありませんので、症状に合わせた対症療法をして自然に治癒するのを待ちましょう。

 

大人の場合、症状が強くでる場合が多いので、高熱など続く場合は、早めに診察を受けましょう。痒みや痛みも強いと思いますので、病院で塗り薬を処方してもらった方が辛さが軽減されると思います。

 

口内炎に塗る軟膏、パッチもあるようです。ただし、唾液で流れやすいので効果はあまり出ない場合もあります。

 

 

また暑い季節は、痒みを強く感じやすいので、薬を塗っても我慢できない時は、保冷剤などで患部を冷やし、口内炎は氷をなめるなどしてしのぐのもよいかもしれません。

 

子どもと同様、口内の痛みで食欲が減り、水を飲むことさえも痛い場合があり脱水が心配されますので、どうしても飲めない・食べられない時は、スポーツドリンクなどを製氷皿で凍らせて口に含んで脱水しないようにしてくださいね。

 

脱水症状が出る場合は、病院で診察を受けましょう。

 

【期間】

潜伏期間が3~5日で発症後は1週間から10日かけて自然治癒していきます。

 

ただし、症状が治まってからも鼻水や便からは発症後4週間程度はウィルスを排出するので、周囲へうつさない配慮が必要ですね。

 

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仕事はできる?会社へ出勤してもいいか?

手足口病の場合、子どもでも出席停止にはなりません。ですので、会社も出社停止、という決まりはありません。

 

ただし、食品を扱うなど衛生面に気を使う仕事の場合は、会社と相談した方がよいでしょう。

 

また、それ以外のお仕事でも、症状が消えてもウィルスはしばらく排出しているので、マスクをするタオルは自分だけのモノを使うなど、配慮することが大切だと思います。

 

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いかがだったでしょうか。2011年、2013年に続き今年も「手足口病」が流行りつつあり、お子さんを介して大人がうつる場合も少ないですがあるようです。

 

子どもの病気と思わず、もしお子さんがかかった場合は、手洗い、うがいをしっかりし、唾液や患部から感染することを頭において、症状が強く出る場合が多いようですので、家庭内でも予防対応できるといいですね。

 

【関連記事】

妊婦が手足口病に感染した影響は?妊娠初期、中期、臨月の治療

 

こちらの記事でも大人の手足口病、特に心配な妊婦さんの場合の対処法などをまとめておりますので、是非とも合わせて読んでみてくださいね。

 

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