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奈良の東大寺二月堂お水取り2019。修二会の日程、時間はいつ?

修二会(しゅにえ)は、お水取り(おみずとり)とも呼ばれ、奈良県にある東大寺で毎年行われている不退の行法です。

 

開行以来一度の欠かすこと無く行われており、1,250回を超える歴史があります。今回は、こちらについて紹介します。

 

●東大寺の二月堂の修二会。お水取りとは?
●2019年の日程とアクセス方法。入場について
●二月堂のお水取りの混雑状況は?
●お香水について

こんなテーマでお届けしますので、参考になさってくださいね。

 

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東大寺の二月堂の修二会。お水取りとは?

修二会は、僧侶たちが世の中の罪を一身に背負い、一般の人々に代わって苦行を引き受け実践し、二月堂の本尊「十一面観音」に国家安泰等を祈る祈願法要です。

 

期間は2月20日~3月15日で、2月中は別火といって支度期間で、3月に入ってから本行となり、3月12日の夜中に行われるのが「お水取り(おみずとり)」です。

 

奈良に春の訪れを告げるこの法要を一目見ようと、毎年多くの人が東大寺を訪れます。

 

 

2019年の日程とアクセス方法。入場について

日程につきましては、

修二会開催期間毎年3月1日~3月14日

となっており、お松明(たいまつ)は本行中毎日あげられます。その中でも、毎年3月12日の深夜に大きな籠松明が11本上がるのが有名です。

 

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(出典元:奈良観光協会)

 

長さ6mほどの根付きの竹の先端に、杉の葉やヘギ・杉の薄板で籠目状に仕上げられており、直径1mほどの大きさの松明になっています。これが、明けて13日の深夜2:00頃からあげられるのが、お水取りの行事です。

 

開催場所は、東大寺二月堂で、地図や、アクセス方法などの詳細は、下記をご覧下さいね。

 

東大寺二月堂

住所:奈良県奈良市雑司町406-1
電話:0742-22-3386
 

 

●電車・バスの場合
・JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」→市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分
・ 近鉄「奈良駅」から徒歩約20分

 

 

●車の場合
・京奈和自動車道「木津IC」→奈良バイバス→国道369号(約15分)
・第二阪奈道路→宝来ランプを国道369号に向かって直進(約15分)

 

車の場合、東大寺周辺にはコインパーキングなどは沢山ありますが、曜日によってはそれらも全て満車になるほど混雑します。

 

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また、修二会の期間中はお松明は毎日あるものの、3月12日だけだと思っている方が多いため、3月12日は入場規制が行われます。

 

16:00か17:00~21:00までは、周辺道路の交通規制も実施され、車での進入が出来なくなるので、なるべく公共機関を利用することをおすすめします。

 

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二月堂のお水取りの混雑状況は?

3月1日~11日と13日19:00から10本のお松明が上がる約20分間、また、期間中の土・日、そして、お水取りが行われる3月12日の19:30からの45分間。

 

明けて13日の深夜2:00頃は特に混雑が予想されています。まとめると、

3月1日~11日13日19:00~約20分間
期間中の土・日
●3月12日19:30~45分間
●3月13日2:00~

といったところでしょうか。

 

中でも3月12日の19:30からの45分間は、例年ものすごい人が訪れるため、奈良公園周辺の交通規制や二月堂付近への入場規制が実施されます。

 

お車などでは近づくことも難しい為、公共交通期間を利用しましょう。

 

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3月14日18:30から約10分間、10本の松明があがる(短い時間でお松明が連続してあがる)のですが、今年2018年の3月14日は水曜日になりますので、そこまで混雑はしないのではないかと予想されます。

 

そうはいっても混雑は少しでも避けたい!という方は、早めに到着するようにお出かけになると良いと思います。

 

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お香水について

お水とりにて汲まれた水を「お香水」と呼び、この水は若狭の遠敷明神から贈られたという伝説があります。組み上げられたお香水は二月堂内陣に祀られ、内陣の須弥壇の下の石敷きに埋め込まれた5つの甕に納められます。

 

その中でも「根本香水」と呼ばれるお香水は、天平時代から修二会のたびに汲みたされ、勤行で使ってはまた修二会で継ぎ足し繰り返しています。

 

したがって、創始当初からの水が交じり合った大変希少なもので、この根本香水は修行衆にしか与えられず、一般の人に授与されるのは「次第香水」と呼ばれるものです。

 

毎月18日の二月堂での寺役法要の間に、その年の堂司の役のものによって汲み出されます。量に限りがあるので、二月堂の湯屋の井戸水で割ったものを小瓶に入れて、二月堂受納所で一般に配っています。

 

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いかがだったでしょうか?3月12日は旅行会社が見学ツアーを組むほどの大人気で、本当にものすごい人でごった返します。間近で見学した知人の話によると、3時間以上まえから二月堂前で陣取っていないといけないそうです。

 

籠松明は他のものよりもサイズも大きく作られていますし、本数も11本と1本多いので他の日よりも迫力があるのは事実です。しかし、立ち止まって見学するには長時間場所取りをする必要があります。

 

 もし、ゆっくりと落ち着いて見学したいなら、12日以外がお勧めです。更に土日の期間も混みあう為、2018年は3月3日・4日も避けるとスムーズに見学できるでしょう。

 

【関連記事】

若草山の山焼き2019年の日程。花火見物、撮影スポットの穴場

 

まだまだ寒い日が続きますので、風邪など引かぬよう、暖かくしお出かけ下さいね。

 

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