*

除夜の鐘の意味と108回の理由。時間は何時から?英語で説明の文例

大晦日に除夜の鐘が聞こえてくると、今年も1年が終わるんだなぁとしみじみ思いますよね。私が小学生の頃は、近くのお寺に除夜の鐘を撞きに行っていました。今では家の中で聞いているだけですけどね。

 

ところで、除夜の鐘って何時から始まっているか知っていますか?私も知らなかったので、今日は除夜の鐘について調べてみました。

 

●除夜の鐘の意味とは?108回の理由と由来
●鳴らす開始時間は何時から?時間帯について
●英語で意味を説明すると?文例の書き方
●除夜の鐘の意味まとめ

 

このテーマでお届けします。

 

SPONSORED LINK

 

除夜の鐘の意味とは?108回の理由と由来

除夜の鐘って、そもそもどういう意味があるのかご存知ですか?

 

仏教の寺院にある釣鐘は梵鐘と呼ばれていて、この梵鐘を大晦日の夜から深夜0時をはさんで撞くことを除夜の鐘と呼びます。

 

除夜というのは、除日の夜という意味があります。除日は1年の1番最後の日のことを表しているので、除夜は12月31日の大晦日の夜のことなんです。

 

除夜の鐘の意味と108回の理由。時間は何時から?英語で説明の文例

 

除夜の鐘と言えば、108回撞くというのは有名ですよね。

 

なぜ、108回なのかは諸説ありますが、1番有名なのは人々の心の中にある煩悩を祓うためという説です。この人々の心の中にある煩悩が108つあるので、煩悩と同じ数の108回鐘を撞くんです。

 

煩悩が無くなると悟りを開くことができるそうですが、一般庶民が修業して煩悩を祓うのは難しいですよね。除夜の鐘を撞くことで、煩悩が無くなると昔から信じられているので、今でも108回除夜の鐘を撞くんですね。

 

 

私の家の近くのお寺では、除夜の鐘を撞くために並んでいる人の数だけ撞いていました。108回より多い場合もありますし、108回より少ない人数が並んでいる場合は、残りを僧侶の方が撞いていました。

 

寺院によってキッチリ108回で終わる所や、それ以上撞く所もいろいろあるようですね。

 

09_txt39_01

 

鳴らす開始時間は何時から?時間帯について

開始時間は、寺院によって違うと思いますが、深夜0時をまたいで撞くというのは決まっているようです。だいたい22時以降から始まる所が多いですね。

 

除夜の鐘は、大晦日に107回を撞いて0時を過ぎてから108回目の最後の1回を撞くのが、正式な撞き方なんですって。

 

そうなると、だいたい23時前には撞き始めていないと、かなりハイペースな除夜の鐘になってしまいますね。

 

SPONSORED LINK

 

ちなみに、ゆく年くる年でおなじみの京都の知恩院は、22:40から除夜の鐘がスタートするそうです。

 

知恩院の除夜の鐘です。僧侶の鐘の撞き方がスゴイ迫力です。

 

 

寺院によっても開始時間や、撞けるかどうかなど違うので事前に確認しておきましょうね。

 

英語で意味を説明すると?文例の書き方

海外の方は、日本の文化にとても興味を持っている方が多いですよね。海外の方にも、除夜の鐘のことを英語で説明できるとカッコイイですよね。

 

そこで、英語で除夜の鐘の説明をする文例を紹介します。

 

111736

 

除夜の鐘を英語では「New Year’s Bell」と言います。「New Year’s Eve Bell」でも通じますよ。

 

除夜の鐘を説明するなら、こんな文例はいかがでしょう。

 

Joyano kane means striking a temple bell around 12:00 am on New Year’s Eve

除夜の鐘とは、12月31日の大晦日の夜、深夜0時を挟んで寺院で鐘を撞くことです。

 

という意味になります。

 

38c95d04ae12f40b9d30b1bd3ce963bf_s

 

なぜ108回鐘を撞くのかは、こういう文例はどうでしょう。

 

In Buddhist beliefs, humans are born with 108 worldly desires which are removed when the bell is struck 108 times.

仏教では、人間は108つの煩悩を持つとされていて、大晦日に108回の除夜の鐘を突くことで、その煩悩を取り除けると言われています。

 

という意味になります。

もし、海外の方に説明する機会があれば、参考にしてみて下さいね。

 

09_txt39_03

 

除夜の鐘の意味まとめ

除夜の鐘とは、大晦日の夜から深夜0時をまたいで寺院の梵鐘を撞くことです。この除夜の鐘は108回撞くとなっています。

 

108回撞くのは、人間の心の中にある108つの煩悩を祓い、新しい1年を迎える為です。

 

一般の人でも除夜の鐘を撞くことができる寺院がありますが、多い所では整理券を配っていることもあります。22時過ぎくらいから除夜の鐘を撞くことが多いので、除夜の鐘を撞きに行く人は寒さ対策を万全にして行きましょうね。

 

【関連記事】

年の瀬とは?意味と語源。挨拶の例文と使い方。あいさつはいつから?

 

除夜の鐘について紹介しましたが、お役に立ちましたか?除夜の鐘が聞こえてくると、なんだか心が落ち着いてきますよね。

 

今ではたくさんのカウントダウンのイベントがありますが、除夜の鐘を聞きながら静かに新年を迎えるのもいいですよね。ぜひ、除夜の鐘の音に耳を澄ましてみて下さいね。

 

SPONSORED LINK

  おすすめトピック(広告含む)

関連記事

初詣にお参りしたい大阪の縁結び神社。恋愛を叶えるならここ

初詣でついつい、神頼みしてしまうことの一つに恋愛成就、良縁祈願がありますよね。彼氏が欲しい!結婚した

記事を読む

お弁当袋の作り方。幼稚園の入園に向けて可愛く、簡単につくろう!

入園の季節。お母さん方は準備しなければならないものが沢山ありますよね?例えばお子さんのお弁当袋とか。

記事を読む

恵方巻の正しい食べ方やルールとは?食べる時間帯はいつ?

節分の風習である「恵方巻」について。きちんとしたルールを実は知らない、という方は多いのではないでしょ

記事を読む

交通安全週間は罰金が2倍になる?取り締まりを回避するには?

「狭い日本 そんなに急いでどこへ行く」などの交通安全スローガンを耳にしたことがある方も多いのではない

記事を読む

じゃばらの花粉症の効果は?ジュースやサプリメントで対策しよう

花粉症で長年お悩みの方は、何かいいものはないか?常に色々な対策情報にアンテナを張っているかと思います

記事を読む

修善寺の梅まつり2019に行こう!梅林の開花状況と見どころ

春の訪れを告げる梅の開花情報がニュースから聞こえてくると、行ってみたくなる梅まつり。  

記事を読む

京都の紅葉ライトアップの名所と穴場スポット2018。見ごろ時期は?

京都にはたくさんの紅葉スポットがあることで有名ですが、せっかく見に行くなら一番紅葉のきれいな時期に行

記事を読む

仙台七夕花火2018。穴場スポットはここ!ゆっくり見れる場所

ここ数年以上、花火大会に行けてない…家事やら育児やらに振り回されて、家族で出かけるにもタイミングが合

記事を読む

歓迎会のお礼の挨拶、新入社員メール例文はこれを使おう!

今年も入社や転勤の季節を迎えましたね。新しい環境で歓迎会を開いて貰ったという人も多いことでしょう。歓

記事を読む

喪中の寒中見舞いはどうしたらいい?送る時期はいつ?

寒中見舞いは、喪中時に年賀状の代わりとして送られる方が多いかと思いますが、元々の用途は厳寒期に相手の

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑