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セミの寿命はどれくらい?成虫が短い理由。 幼虫の土の中の年数は?

13年、17年の周期で発生する素数ゼミがいるとか、携帯電話ではセミの声は聞こえないとか、人間の大きさのセミがいたら大阪から東京まで声が聞こえるとか、

 

いろいろと謎の多いセミですが、今回は、

●セミの成虫の寿命はどれくらい?

●セミの幼虫が土の中で過ごす年数・期間は?

●セミの成虫の寿命が短い理由とは?

についてまとめてみました。これを読んだらきっとセミを見る目が変るはずです。

 

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セミの成虫の寿命はどのくらい?

セミは成虫になってから1週間しか生きられないと言われていますが、実は3週間から1ヶ月くらい生きています。

 

春や秋などの季節外れな時期に成虫になったセミは、鳥や人間に捕まったりしなければ1~2ヶ月生きるものもいるようです。

 

びっくりですね。

 

 

私も今まで、「長い期間土の中でじっと耐えていて、明るい外に出て生きられるのは1週間だけなんて可愛そうに」と思っていました。

 

なぜ1週間しか生きられない儚い虫と思われていたのかと言うと、夏の虫のくせに暑さに弱いので飼うのが難しい上に、セミの成虫は樹液だけしか食べないので、捕まえても1週間程度で餓死してしまうためだと考えられています。

 

セミの寿命はどれくらい?成虫が短い理由とは?

 

セミの幼虫が土の中で過ごす年数・期間は?

思ったより長かったセミの成虫期間ですが、それよりも数十倍長いのが、幼虫期間です。

 

セミの幼虫は普通1~5年、土の中にいます。

 

ざっと種類別に並べてみますと

 

・ツクツクボウシ(体長4.5cm)・・・1~2年

・アブラゼミ・ミンミンゼミ(体長6cm)・・・2~4年

・クマゼミ(体長6~6.5cm)・・・2~5年

・ニイニイゼミ(体長3~4cm)・・・4~5年

 

という感じですが、お気付きでしょうか?

 

例外もありますが、体が大きくなるにつれて土の中に長くいる傾向がありますね。

 

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また、同じ種類のセミでも個体によって期間にバラつきがあるようです。

 

どういうことかと言いますと、種類によるおおよその期間はありますが、土の中にいる期間は気温や栄養状態で決まるということなのです。

 

栄養がよく摂れて充分に成長した幼虫から外に出て成虫になるんですね。

 

 

ですから、大きいサイズのセミは成長するのに時間がかかり、小さいサイズのセミは時間がそんなにかからないということです。

 

機が熟すまで、じっと土中で待っているんですね。なんだか忍耐強いイメージになってきました。

 

<セミの脱皮に感動>

 

セミの成虫の寿命が短い理由とは?

長い幼虫期間に比べ、なんとも短い成虫期間。たった数週間で恋して結婚して子孫を残さなければならないなんて、なんて忙しいんでしょうね。

 

なんでこんなに短いの?・・・もう少し長くたっていいのにね。

 

しかしながら、ドライなようですが、虫は成虫になって交尾して卵を産んで役目は終わるのです。

繁殖のためだけの形態が成虫な訳です。

 

セミもまた、その一つなのです。

 

故に、成虫の期間は生殖に必要最低限の期間で充分ですから、2週間から1ヶ月というのは決して短くないのです。

 

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そうです。

成虫期間が短いのではなくて幼虫の期間が長いのです。

 

セミは、卵を枯れ枝や樹皮に産み付けられて2ヶ月から1年で孵化し、土に潜って1~5年幼虫期間を送り、成長したら、夏の夕方土から出てきて木に登り脱皮して成虫になり、3週間から1ヶ月の間に交尾して産卵して死ぬ、という一生を送ります。

 

他の昆虫は、数日や数週間、長くて数ヶ月の寿命のものばかりの中、セミは卵として生まれてから死ぬまでの期間は7年ですから、昆虫類の中ではダントツの長寿なのです。

 

 

幼虫の期間が長い理由は、餌の栄養価が非常に低い、というより、殆ど水分なので成長するのに時間がとてもかかってしまうからです。

 

しかも冬には木もセミも活動が休止状態になるため、何年もかかってしまうらしいのです。

 

 

じゃあ もっと栄養価の高いものを餌にすればいいのにと思ってしまいますが、地中は地上より天敵が少なく安全なので「急がば回れ」と、時短よりも安全を選んだのではないでしょうか。

 

学べば学ぶほど、セミの堅実さを感じてしまいますね。

 

今までは「うるさいなぁ」としか思えなかったセミの声も、今年は感慨深く聞こえるかもしれません。

 

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