そら豆の栄養成分。薄皮にも栄養はある?枝豆と比べるとどっちが上?
あなたは、そら豆が好きですか?また、よく食べますか?
鞘の中は、ふわふわの綿のようなものが敷いてあり、そら豆がまるで眠っているかのようです。子供が保育園の頃『そらまめくんベッド』と言う絵本をよく読んでいたのを思い出しました。
ふかふかのベッドで眠れるそらまめくんが羨ましかった、えだまめくんとグリンピースの兄弟たちが「ぼくたちも、そのベッドで寝かせてよ」とお願いするのです。しかし、そらまめくんは「いやだよ!」と意地悪をします。
でも最後にはみんなにベッドを貸してあげるんですよ!豆類はタンパク質などの栄養価が高いとよく耳にしますが、分厚い鞘とふわふわのベッドに守られたそら豆も、きっと栄養豊富なのでしょうね(^^♪
●そら豆の栄養成分。枝豆とどっちが栄養価は高い?
●薄皮に栄養はある?皮ごと食べるほうが良い?
●そら豆の栄養による効能。健康効果はどんなこと?
●妊娠中のそら豆活用法。有効な食べ方は?
今回は、そら豆の栄養についてお伝えしていきます!
SPONSORED LINK
そら豆の栄養成分。枝豆とどっちが栄養価は高い?
5月~6月が旬のそら豆。タンパク質は元より、ミネラルやビタミンB群も豊富です。
|
カルシウム |
マグネシウム |
カリウム |
そら豆 |
22mg |
32mg |
440mg |
枝 豆 |
58mg |
62mg |
590mg |
|
ビタミン |
ビタミン |
ビタミン |
ビタミン |
ビタミン |
葉酸 |
そら豆 |
20㎍ |
0.30mg |
0.20mg |
0.17mg |
23mg |
120㎍ |
枝 豆 |
22㎍ |
0.31mg |
0.15mg |
0.15mg |
27mg |
320㎍ |
枝豆の方が数値が高い物が多いですが、そら豆も十分に栄養価の高い食物だと言えますね。
ビタミンやミネラルは、私たちの体に無くてはならない栄養ですから、それらがそら豆にはたくさん詰まっていると言えます。
薄皮に栄養はある?皮ごと食べるほうが良い?
そら豆に限らずですが、豆の表面には薄皮があります。口に残ってしまうので、私はちょっと苦手で…。
小豆ならば、つぶあんより『こしあん派』です。取り除ける薄皮は食べずに捨ててしまうのですが、実は、薄皮にはこんな嬉しい成分が!
そら豆の薄皮、実は食物繊維が豊富なのです!!また、むくみを防いだり、利尿作用もありますから、皮ごと食べると更に体に良いということになります。
豆類は、茹でるとすぐにシワシワになって、あまり美味しそうに見えなくなってしまいますよね(>_<)
これを解決するには、鞘に入った状態で茹でることなんです!劣化の早いですから、出来るだけ早めに調理して召し上がってくださいね。
SPONSORED LINK
そら豆の栄養による効能。健康効果はどんなこと?
栄養素のたくさん詰まったそら豆は、私たちの健康にどのような効果を発揮してくれるのでしょうか?
■カルシウム:骨を形成する。
■マグネシウム:代謝を助ける。
■カリウム:余分な塩分を排出し、血圧の上昇を抑える。
■ビタミンA:目の疲れを緩和、活性酸素の除去、肌荒れの予防、がんの予防。
■ビタミンB1:疲労の回復。
■ビタミンB2:炭水化物、タンパク質、脂質の代謝や成長期のエネルギー源。
■ビタミンB6:動脈硬化の予防、PMS(月経前症候群)の軽減。
■ビタミンC:老化の防止、免疫力を高める。
■葉酸:体の細胞を作る。
妊娠中のそら豆活用法。有効な食べ方は?
妊娠中は、つわりなどで体調を崩したり代謝も盛んになり疲れが出たり…。
そら豆の栄養には、代謝をUPさせるマグネシウムやビタミンB2、そして疲労を回復させるビタミンB1、そして赤ちゃんの細胞を作る手助けをする葉酸も豊富に含まれていますね。
そら豆をこんな方法で召し上がってはいかがですか?
そら豆を茹で、粗目につぶし鶏ひき肉と混ぜて鶏団子スープはいかがでしょう!そのまま食べるのも良いですが、つぶすことで口に残りにくくなりますから、きっと食べやすいと思います。
塩分の取り過ぎは、妊娠中毒症などにも繋がりますから、控えめに!
次に、そら豆と豚バラ肉で、レンコンのはさみ揚げです。
そら豆を茹でたお湯の中に豚バラ肉を入れて、少し湯通しします。これにより、余分な脂分がお肉から出るので、妊婦さんには良いと思います。
私は枝豆で作るのですが、そら豆が大きい場合は半分にカットしてください。湯通しした豚バラ肉を細かく切り、そら豆と合わせて捏ねます。
レンコンの両面に小麦粉をまぶし、捏ねたものを乗せて上からレンコンで挟みます。油で揚げたら完成です!そら豆からたくさんの栄養分を取り入れて、お母さんも赤ちゃんも、元気に過ごせると良いですね♪
【関連記事】
枝豆の栄養効果。冷凍と生で効能は違う?食べ過ぎで病気や太るか?
さて、上記記事では同じ豆でも、ビールのお供に最高!な枝豆について詳しくまとめています。是非合わせて読んでみてくださいね。
SPONSORED LINK
おすすめトピック(広告含む)
関連記事
-
ヒートショックを防ぐための対策と予防ノウハウ!入浴にはご用心!
冷たい風が吹く寒い冬。風邪やインフルエンザといった病気の予防や対策の他にも、特にこの寒い冬に気をつけ
-
バレンタイン義理チョコの相場。会社、職場の上司や同僚への金額
みなさんは職場での義理チョコはどうされてますか?禁止されている職場もあるようなのですが、周りが配るな
-
花粉症の頭痛対策!頭だけ痛いときの対処法。肩こりやだるい時は?
花粉症にお悩みの方には、つらい季節がやってまいりました。花粉症って聞くと、まずは鼻水や目のかゆみなど
-
清水寺の安い駐車場。拝観時間と人気のお土産。周辺ランチなら?
京都でも有名な観光名所「清水寺」には、毎年たくさんの人が訪れます。京都といえば、道が混雑するイメージ
-
紫外線対策に有効な服装、色とは?防止グッズと予防の食べ物とは
日焼け対策は「太陽の下にいない」が一番。分かっていも、夏は海に行きたいし、色々なレジャーを楽しめる季
-
もやしに栄養はない?効能はあるのか?いいところと効果的な食べ方
ひょろっと身長が高くて色白の細身の人は、“もやし”と呼ばれていたという話しを良く聞きますよね。私が小
-
片頭痛の原因とは?吐き気や肩こりの対処法。頭痛に効くツボとは?
唐突に激しい頭痛が襲ってくる片頭痛。その頻度も決して少ないものではなく、多い方では週に1〜2回も起こ
-
pm2.5の原因と身体への影響は?対策グッズで健康を守ろう!
PM2.5って良く耳にしますよね?花粉症の為、薬局にマスクを見に行ったりしても、PM2.5に対応して
-
花粉症で咳が止まらない場合の対処法。のどの痛みを止めるには?
花粉症の症状って目が痛くなったり、鼻水が酷くなったり…と思いがちですが、実は、咳も症状の一つって、ご
-
妊娠中や臨月の便秘解消法。体重増加したら?お腹の張りの緩和対策
お子さんをお持ちの方なら便秘や臨月までの体重管理に悩んだり、ようやく安定期に入ったと思ったら、お腹の