*

喪中はがきを出す範囲。年賀状はどこまで?親族の範囲と期間

朝晩かなり冷え込んできましたね。大切な方を今年亡くされた皆様には、淋しさもひとしおですね。心よりお悔み申し上げます。

 

紅葉情報が聞かれるこの季節になると、喪中ハガキの事も気になってくるのではないでしょうか? 

 

そう言えば、喪中はがき必要だね!「対象は何人だろう?」「会社関係はどうしよう?」「年賀状の方が良い範囲は?」と、少し心配になってくるかもしれません。そこで、今回は

 

●喪中はがきを出す範囲。送り先の親族はどこまで?
●友人や知人。会社や仕事関係は?年賀状で良い?
●喪中の期間はいつからいつまで?
●喪中の範囲まとめ

 

これらについて調べてみました。ちょっと、不安になっている皆様のお役に立てれば嬉しいのです。

 

SPONSORED LINK

 

喪中はがきを出す範囲。送り先の親族はどこまで?

喪中はがきのルールやマナーって、意外とご存じないのではないでしょうか?実際自分が出す側にならないと、必要ない事ですものね。

 

喪中はがきは、正式には「年賀欠礼の挨拶状」といいます。「不幸が有りまして、悲しくておめでとうと言える状態じゃないから、本来なら送るべき年賀状を送る事ができません。ごめんなさい。」と言っているわけですね。

 

欠礼のお詫び状でもあり、故人の生前のご厚誼への感謝状でもあるのです。

 

ですから、毎年年賀状を出している皆様へはお送りしましょう。葬儀に参列してくださったご親戚の皆様にも、一応出しましょう。(ご高齢の方もいらっしゃるので配慮が必要です。)

 

喪中はがきを出す範囲について調べました。

 

ご自身が跡取りの場合や、嫁いでいる場合など、状況は様々ですが、一般的に喪に服する範囲は二親等までと言われています。(いわゆる身内です)

 

親・配偶者・子供が一親等、祖父母・兄弟姉妹・孫が二親等です。

 

ですから、それ以外の親戚にはたとえ葬儀に参列してくださっていたとしても、送っておいた方が無難かと思います。

 

2b9a4d3b6d7fcb11f6ca067c58805184_s

 

友人や知人。会社や仕事関係は?年賀状で良い?

自分が毎年年賀状をお送りしている皆様へはもちろん、亡くなった本人の方のご友人関係もお忘れなく。

 

私は母を亡くした年に、母の整理してあった年賀状を確認し、母の友人にも喪中はがきを出しました。父も気落ちしておりましたので、代わりにそちらも手配しました。

 

SPONSORED LINK

 

一方、会社・仕事関係は、ビジネスと割切れる相手なら年賀状で良いでしょうし、それ以上に親しくしている関係ならば、喪中はがきとすれば良いのではないでしょうか。

 

喪中の期間はいつからいつまで?

一般的に父母の不幸に際しては七七忌(四十九日)までが忌中一周忌(1年間)までが喪中といわれます。二親等では半年が喪中とも言われます。

 

これは、明治七年に「服忌令」というのが出て、故人との関係によって忌中と喪中の期間が細かく決められ、これがそもそもの期間の決め事でしたが、百年以上も前のもので、現在ではそれほど厳密な決め事は無いようです。

 

機械的に半年とか一年とかではなく、故人との関係によって喪に服す期間が異なるのが人情でしょう。

 

096874

 

別居していて、ほとんど会わなかった祖父の喪中はがきは、悲しみが無いわけではないのですが出さないとか、三親等の叔母だが同居していたので喪中ですとか。

 

臨機応変に心のこもった対応で良いのではないでしょうか?

 

今年は、大切な家族を亡くし1月1日~12月31日迄の葬儀だったという場合は、お祝い事は避け喪に服し、年賀状も喪中はがきに変えてご案内しましょう

 

 

ただし、先方が賀状の準備をされる前にお届けしよう。と言う思いやりから、早めに11月中にはお送りしたいです。

 

ですので、11月以降の不幸に関しては、間に合いませんので、別のおはがきでお知らせをします。この例は、また別の機会に。

 

08_txt07_04

 

 

【関連記事】

喪中はがきの文例。夫や義父の場合は?夫婦連名で出す続柄の書き方

 

総じて、喪中はがきは親しき方々への近況報告の意味も込め、今年は不幸があって、年賀状は出せませんがご心配なさらないでください。といったマナーの意味の案内状だと思います。

 

おのずと送付先も見えてくることでしょう。残された家族が、亡くなられた故人への敬意を込めて、誠意をつくして差し上げましょう。

 

SPONSORED LINK

  おすすめトピック(広告含む)

関連記事

2019年の干支。来年は何?順番の理由と由来。簡単な覚え方とは?

そろそろ来年の年賀状の話を聞いたり、店頭でカレンダーやスケジュール帳などを見つけると、もうこんな時期

記事を読む

産休の挨拶の際のメール例文。社内向けと取引先のあいさつ文とは?

女性が社会進出する機会が増えるに伴い、子供が出来ても働き続ける女性がどんどん増えてきました。 &n

記事を読む

鎌倉の紅葉2018。名所の見ごろ時期と穴場スポット。ハイキングも

四方を山と海で囲まれ、多くの神社仏閣や歴史的遺産など魅力的な観光都市である古都「鎌倉」。私の大好きな

記事を読む

雛人形を飾る時期、期間はいつから?飾る向きや場所

ひな祭りは3月3日、まだまだ時間がある!…なんてのんびりしている方は居ませんか?  

記事を読む

ガスの引越し手続き方法は?閉詮(止める)手順。立会は必要?

春は引越しシーズン!ということで、新天地で新しい生活をスタートさせる方も多いのではないでしょうか。

記事を読む

昭和記念公園花火2018。穴場のよく見える場所は?場所取りのコツ

夏の花火。遠くに行くのもいいけれど、都心に近いところで見られるイベントはないのかなぁ~。と思って、探

記事を読む

喪中に新年の挨拶メール。返事はどうする?喪中の相手への挨拶マナー

新年の挨拶は、きちんとしておきたいところですが、喪中の相手にはどのように挨拶すれば良いのでしょう?

記事を読む

茶臼山芝桜の見頃と開花状況2018。渋滞情報と混雑を回避する方法

お花見シーズン到来!!今年は、どこへお花見に出かけましょう?ソメイヨシノやしだれ桜も良いですが、私の

記事を読む

洗濯槽のカビ取り。重曹、酢で掃除。ドラム式は?取れないときは?

あれ? なんだか、バスタオルがカビ臭い…。なんて、思った事は無いですか?   実は、先

記事を読む

鏡餅っていつまで飾るの?かざる期間を大検証しました

鏡餅を飾り始めると、今年も終わりだなと実感される方が多いのではないでしょうか。   年

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑